野菜作りは品種がきめて!
は、真実です。本当に思います。


渡辺農事株式会社さんの種苗展望。種子カタログに寺坂農園の取り組みが紹介されました。

おはようございます。風邪をひいたのか?!バカは風邪をひかないハズなのに体調がちょっとけだるいメロンおじさん寺坂祐一です。


■紫アスパラガス『パープルタワー』
私が愛してやまないアスパラガス品種。ハウス・露地あわせて10aほど育てています。作付け歴は3年かな。

熱烈ファンのお客様に直販で売れています。生でも食べられる柔らかさ。甘みも強くグリーンやホワイトに比べても一番のおいしさかも?まぁ、好みですが。

そして太い!紫アスパラガス『パープルタワー』は太いのが芽吹く。うん、極太アスパラは正義なのだ。

※育て方や環境によって異なります。

紫アスパラガスは大人気ですぐに売り切れてしまうので、一昨年、ハウス1棟分7a新規に苗を定植。

去年の春は200kgほど収穫・全国発送して3年目を迎える今年は600kg以上収穫できる見込み。もっと採れるかな…。

来年春は充分にお客様のご注文を承ることができます😊

■栽培での欠点は、茎葉が柔らかく養成期間の倒伏防止対策・誘引が必要なこと。それと、柔らかいからきっと病気に弱いと思われること。

もう一つ、萌芽本数(芽吹く目の本数)が少ないこと。太いのがでるんですけど萌芽本数が少ないため収穫量がグリーンに比べて落ちます。

このへんは植え付け本数、畦幅・株間の考え方をグリーンアスパラガス栽培と変えなきゃいけないところだ。

■野菜のおいしさの決め手は…。

1番は品種。品種のDNAを超えるおいしさは生まれない。おいしさは品種選びの影響が大きいです。

2番目に、気候風土。栽培~収穫に適した季節・旬にその野菜にとってよい気候だと、おいしさがアップしていきます。

3番目には鮮度。おいしい野菜を収穫しても時間の経過とともに品質は劣化していきます。予冷や機能性保存袋などを使って鮮度良く産地直送することが大事です。

そして最後、4番目に栽培技術。
コレが一番にきそうですが人間が出来ることは限られています。人は野菜を育てることができません。

農業者はその野菜がスクスクと育つ環境作りしかできないのです。そのための土作りだったり、ボカシ肥作りだったり、畑作りや温度・灌水管理技術なのです。

自分もまだまだ、しっかりメロン・野菜を観察しておいしく上手に育てられるように栽培技術を上げていく考えです。土作りに限界はない!

つーことで、渡辺農事さんの種子パンフレット、見付けたら手に取ってみてくださいね!

今から来年春の紫アスパラガス『パープルタワー』の収穫→お客様へお届けが楽しみです。喜んでもらえますように(^∧^)

では今日も一日、今日は無理をしないようにして自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します!彌榮っ( ^_^)/▢