緑を見ると、やっぱり癒されます。
最近、季節の変わり目で自律神経が乱れているのか?寝てると深夜1時頃にきまって途中覚醒してしまう、年寄りのような寺坂祐一です。こんにちは。
メロン畑の見回り、と言ってもメロンはないですが。雨が降るたびに寒くなる北海道・富良野です。
メロン畑のパイプハウス7棟には、緑肥としてライ麦を育てています。
このメロンハウスは収穫と片付けが遅かったので、夏~秋にかけて緑肥のエン麦を育てることが間に合わなかったのです。
それでも、緑肥などなど土づくりをしたいっ!と、メロン農家仲間さんや種苗会社に教えてもらった、寒い秋でも成長する緑肥・ライ麦をこのように育てています。
10月上旬に牛糞たい肥を投入して、ライ麦の種も一緒に耕して発芽させました。
現在、日中でも冷蔵庫の中のような気温ですが、さすが寒さに強いライ麦、ゆっくりとですがスクスクと成長しています。
あと20日ほどで根雪になるのですが、このまま雪の下にして、来年の春、畑に耕しこみます。
理由は、もう11月になると寒く、ぐずついた天候が続くので畑の土が乾きません。
土壌水分過多の状態でトラクターで踏み、ロータリーで耕すと、せっかく育ててきた土の団粒構造を破壊し、微生物の住みづらい、固相・液相・気相のバランスが崩れた単粒構造の土になる。
これでは本末転倒。
土づくりが”土殺し”作業になってしまいます。だから今期はそーっと見守っています。
そのほうが、土の温度が低温であってもたくさんの微生物・根圏微生物も生息出てきて、微生物性の多様性が保てるかな、と。
ライ麦の育つメロン畑を見ながら、あくまでも土の中妄想を脳内で繰り広げています~。
今日は、冬が近くなってきたので、トラクターの後ろにつける各種作業機を格納庫に片付け作業。あと人参の選別作業をしています。
では!午後からも笑顔で。
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。