まさか、この本読まずして「ネットで販売したい」とか「ECサイトで売ってます」とか言ってないよな?
『ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング』木下勝寿さん著、年末になって衝撃な本を読みました。
超絶推薦本。そしてWebマーケティングの完全解説マニュアルですよっ
おはようございます。連日、年末大掃除に手を付けず手伝わずPCにかじり付き、家の屋根にもっこりと積もった雪を見てクラ~ッとしながら「えっ?!もう30日なの?!」時空がゆがんでいるメロンおじさん50才寺坂祐一です。
自分さー、今年からの大挑戦でオンラインスクール『農業始めたい人の学校』を2人の講師と共に始めて学長を拝命させていただきましたわ。
んで、講義の担当領域は【農家の取り組む直販・マーケティング】がメインなわけさ。先日、1年の講義を終え受講生から好評いただきホッと一安心しているところだったわけさ。
そんな年末タイミングで読んだ本がこの本『ファンダメンタルズ×テクニカルマーケティング』。
頭を殴られたような感覚。
読中はビリビリきましたよ。
読後はもうボーゼン…。
■私の結論なんですけど、寺坂祐一に
「ネットで農産物を直売したいんですけど」
「どうやってSNSを活用して販売するんですか?」
と質問する前にこの本を読んで!
そしたら、わかるわ。
基本も基礎も実践も『83の方法』がてんこ盛りに書かれています。いやー、すごい。
木下 勝寿 社長の実績は本の帯を見れば分かります。スゴすぎて正に雲の上の人であります。
でも、どうしてそんなスゴい結果を出し続けるのか?は、この本読めば納得です。種も仕掛けも細部にわたって魂入っている事が分かります。
ぶっちゃけ「俺にはここまで…ムリ…」と心折れそうになるぐらい、特に第二部の『テクニカルマーケティングの極意』はため息出しながら読み続けた。
とっても詳細かつわかりやすくWebマーケティングの解説が永遠とつづくのです。リアルな数字もいっぱい出てきます。
「日本中のweb販売のライバルがこぞって読むハズなのに、こんなに内側やり方を公開しちゃっていいの???」
心配しちゃうぐらいのノウハウ公開。その理由は最後に書かれていましたので読んで欲しいです。心打たれました。
■私が最も響いたのは第3部『これからのマーケッターとブランド戦略の行方』
これだけで1冊の本として出版できるぐらいの内容でした。私がビリビリきたところはいーっぱいあるんですけど一部を紹介すると…。
○ブランドにおいて何を守り、何を進化させるかは常に悩むところだ。結論から言うと「正解」はない。もっと言うと「正解はない」が正解だ。p292
→今、寺坂農園では加工食品(自社工場がある)の商品開発と今後の展開を考えているところでして、この言葉の前に記載されていた事例解説はシビれました。
○ヘビーユーザーほどロイヤリティが低かった話し297p
→ビックリポン!のストーリー。お客様の満足度・ファンレベルについて考えさせられる項でした。
○一回一回の広告に魂を込めることが大切なのだ。p302
→魂の込め方が違う。ふぇ~っ。反省です!私もwebマーケッターの端くれとして考え方、在り方、姿勢の違いを感じまくりました。
○JAで成果を出す職員は・・・・・306p
→自分農家なのでJAさんの話題がでてきて興味しんしん。なるほど納得!即実践できる方法が書かれていたので早速取り入れます。詳しくは読んでね!
まだまだたくさん紹介したいビンビンきたアンダーライン引いたところいっぱいあるんだけど、この辺でm(_ _)m
もし、あなたが「ネットで販売したい」とか「ECサイトで売ってます」という方でしたら、もう読んでるよね?えっ、まだ読んでないの??としか言い様がありません。
年末年始にオススメ本。スルメ本、蔵書決定です来年からの事業計画にもプラス影響間違いなしでしょう。
自社の課題が浮き彫りになる。うちは課題が湧き上がってきました(笑)自分の事業を根本から見直すことになるかも知れません。
現状を把握する→目標を決める→課題を明確にする→社員と共通意識を持つ→解決策を打ち出す→行動に移す。業績アップ、事業存続の基本ステップですね。
今日は超推薦ビジネス本、Webマーケティングの本の紹介でした。『農業始めたい人の学校』でも寺坂講師イチオシの推薦図書に指定決定です。
さらには年明けには、うちの社員さん3人に『お年玉』としてこの本を渡します、そうしよう
では今日も一日、屋根の雪下ろししたあとのホッピーは旨いぞ!と未来を描きながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。