収穫終了後、今頃芽吹いてくるぶっといヤツに「くぅ~っ!」
おはようございます。強風の中ハウスの見回りで一通り巡回し風にもまれすでにクタクタになっている寺坂祐一です。
ほんと、今日は風が強い!
大雨の予報だったけど、そんなんでもない予報になりましたねー。
だから事前に、昨日まで暴風雨の前に大事な仕事!
収穫の終えた紫アスパラガスの倒伏防止に支柱ロープ張り作業にファイトしました。
したっけ…。
今頃、ふっとい紫アスパラガス『パープルタワー』が休眠から目覚め、芽吹いてきているではあーりませんかっ
今年はこの畑。1年養成苗を定植して今年が収穫初年度なので、萌芽してから20日間ほど収穫しました。
20日も収穫し続けると、徐々に紫アスパラガスも細くなっていて畑の見た目の寂しくなっていきます。
L~Mサイズが多くなった頃、今年は収穫開始から20日目で収穫を切り上げ、養成期間としたのです。
そのとき、畑を観察したら
「あれ?この部分アスパラ出てこない。」
「この株、枯れちゃったのかな…」
「この場所も芽吹いてこないな…」
と、やっぱり紫アスパラガスはおいしいだけに病気などに弱く、結果部が出るんだなーって思っていた。
したっけ!
収穫作業を終えた今頃!おーい!6月2日ですよーっ!休眠から目覚め、立派な紫アスパラガスが出芽してくるっ。
むむぅ…。
やるな、パープルタワー。
生存戦略か?
この紫アスパラガス「パープルタワー」は5月の間じゅうきっと土の中で
「今、人間が仲間たちを収穫している。今、出芽したらヤバい。人間たちが来なくなって暖かくなったら芽吹くぞ!」
と作戦練っていたに違いない。
この畑群の生存戦略として、時期をずらして出芽する方針だったのだと思われる。
一言でいうと「一斉萌芽性に劣る」だけなんだけどね
品種「パープルタワー」の特性として受け止め、この品種は出芽の数は少ないけど太いのが出るので、収穫後半は「2L以上はしばらく収穫を続ける作戦」を発動して、収穫量アップを狙っていきます。
来年は本格的に収穫できるので、もっとたくさんのお客様にこのおいしさをお届けできるぞー。
お寝坊さんな紫アスパラガス、のお話でした。
では今日も一日、強風にてメロンハウスがテー変なことにならぬよう見回りをしながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。