私は実際に行ってみた、そこはどんなところだったのか？
おはようございます。最近アスパラガスを食べまくってお腹がも体調も絶好調の寺坂祐一です。
今朝の5時。「メロンハウスの見回りするかー」と外に出るとデッカい虹が。
とってもラッキー＼(^o^)／
見とれてしまう美しさ。
早朝の虹って初めて見たかも。
虹の向こうにある世界へ。
私は26歳のとき、もう21年も前になるのか…。若かったし農家の経営環境も酷かったからさ…
現状を打破したくて、
夢を叶えたくて、
まだ知らぬ世界を冒険したくて。
【メロンを栽培する農家】から【メロン産直農家として成功したい！】という募らせた想いがついに爆発。
メロン直売所をオープンさせ、同時にお客様への直販・通販も始めて、未知なる虹の向こうへ歩み始めたのでした。
それからは、もう映画「オズの魔法使い」とまったく一緒！！
嵐に巻き込まれた様な人生、26歳から今まで、すごい不安と怖れの中必死に生き抜く毎日。
多様な出合いと「まさか！」な出来事連続でして…。心安まる事なんて全然なかった。
何度も失敗し自己嫌悪に陥り、たくさんの「ねばならない」「であるべきだ」を抱え、周囲から降ってくる問題に対処するのが精一杯。そしてどんどん自分を見失い…。
メロン産直農家の道は、大冒険が続く誰も通らない茨の道でした。
その冒険をやり抜いて見たもの、得たもの、わかったことは？
気がついたら47歳。
20年もメロン産直農家をやってきたんだ…。今は虹の向こうへと冒険しまくって、なんとか生き延びて、帰り着いた世界にいます。
今感じているこの世界は「安心して生きられる幸せな世界」でした。
戦わなくていい。
必死に守らなくていい。
頑張らなくても大丈夫。
イヤな人、嫌いな人は周囲にまったくいない、会うこともない。自分に攻撃してくる人が皆無という安全で安心な毎日。
落ち着いて安らげる幸せな家族がいる。
農園は、信頼でき頼りになる社員・スタッフ丹達に囲まれて支えられてありがたい限り。
でも人間だから不安や怖れもやっぱりある。
だが、どんな問題が起きたって、家族や社員さんと力をあわせで解決できる！という自信がある。
穏やかにご機嫌に、純粋に農業のおもしろさを感じながら仕事ができる充実感。安心感。日々の達成感。
SNSやリアル（地域）でも、たくさんの人と繋がっていて心を通わすことができて所属欲求、共同体感覚も満たされている。
こんな毎日が幸せだ。
朝、目覚めるとワクワクしながら農園に向かう。そして今日もいろんな出来事を乗り越えていく。
もしこれが『成幸』という状態なら、ずーっと続いて欲しい。いや、続いていくに違いない。
21年前。虹の向こうへ踏み出してよかった。よくやった、自分。
この『安心して生きられる世界』へたどり着くまでの道のりを書いた本が、2冊目として出版した『農家はつらいよ』です。
毎日、「この本に出会えて良かった」と感想をお寄せいただいていて、その度に血を吐く思いで辛い執筆を乗り越えて良かった、と思います。
私のいろんな願いが詰まった本『農家はつらいよ』が、今、壁にぶつかっている人、苦難に巻き込まれて辛い人など、必要としている方に届くことを、心から願っています(>人<；)
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あれ？虹の話から話題がずれた・・・。
今日はアスパラガスが最後！という事を書こうと思ったのに…。
虹を見て、映画「オズの魔法使い」を思い出し、こんなお話になっちゃいました😆
では今日も一日、Somewhere Over the Rainbowの歌を口ずさみながらメロン整枝作業を進めて、自分と自分の周囲の人がより一層豊かになるよう、自分の能力を発揮します！
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。