【減収。メロンが足りなかった…】
申し訳ありません、収穫が終わってみると青肉メロンが足りなかったです…。
寺坂祐一です。
つる枯れ病と萎れ症が、収穫直前最後の最後で発生し、お取り寄せ通販でのご予約で承った青肉メロン・オルフェ。
すべて収穫を終えてみると計画の7割ほどの収穫量に留まりまってしまいました。
心苦しいのですが、数量が足りなかった為、ご注文が遅かったお客様から順にキャンセルをお願いしています。
私の力不足で、お客様に残念な思いをさせてしまうこと、深く反省しています。
ずーっと順調に来ていて大豊作で進んでいただけに、初秋の9月収穫でこの失敗。これを経験として、来年以降は必ず技術的に乗り越えて、あまいおいしいメロンをたくさん育てる!と、身を引き締めています。
この初秋収穫の青肉メロン、オルフェ。収穫1週間前までは青々と育ち
「これはすごい収穫量になりそうだ」
と、とてもワクワク期待していました。
それが、あれよあれよという間に、
日々、一部のメロンが萎れ枯れていき、いろんな手立てを施したのですがそのメロンで回復せず、メロン収穫前にツルや葉が枯れ上がってしまいました(全体の3割ほど)。無念…。
7割は最後まで収穫まで持ちこたえ、大きくて甘いオルフェメロンが収穫できただけでも、助かりました、が…。
写真のメロン、手前のツルや葉が枯れ揚がったメロンがそうなんですけど…。もう、悲惨な状態。
大きくて立派なメロンがなっているにもかかわらず、収穫まであと数日、というところで枯れ上がってしまっています。
この枯れたメロン。
糖度を測ると15度あり十分に甘くなっているのですが…。味や肉質がちょっとイマイチ。納得できる品質ではなく、当農園のお客様に届けるわけには行きません。
すべて廃棄処分です。自分の技術不足と、予約頂いていた一部のお客様がキャンセルとなってしまうことが、とても悔やまれます。
原因は複数あるのですが、大きな要因としては…。
・夏の高温期にメロンを肥大させすぎたため、メロンの樹(根)に負担が大きくかかった。
今年の夏、暑かったから…。換気に努め遮光処理など対応したのですが、メロンの果実が大きくなりすぎました、技術的に甘かった…。
・台木の選定ミス。生育中期に力を出す台木品種ではなく、後半まで長く根が活動する台木品種をセレクトする。
・根張りをもっと良くするために、土作りを含めた複合的耕種的対応をしていく。
などなど、です。
この悔しい経験、必ず克服して、来年の初秋収穫青肉メロンは大豊作にしてみせます。
もし、あなたがこのオルフェメロンを予約注文していて、その予約注文した日が6月15日以降…7月~8月のご注文でしたら、当農園からキャンセルお願いの連絡をさせていただいてます。。
その場合は本当に申し訳ありませんが、代替え品としてお詫びの品をお届けさせて頂きたいので、どうかご理解の程よろしくお願いします。
最後に、
やっぱり抑制栽培のメロンって、暑い夏を超えて秋収穫のメロンって難しいですね。
難しいだけに、燃えてきました。
本当にいい経験でした。
気づき、メロン栽培をより知ることが出来ました。
この無念さ、忘れることはありません。これからも究極においしいメロン作りに挑戦していきます。
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。