感無量。赤肉メロンの収穫最終日を迎えました。
寺坂祐一です。
寺坂農園を支持してくださった、ご支援いただいた皆様のおかげです。ありがとうございます。
あなたに、改めてこの感謝の気持ちを伝えたくて、この投稿を書いています。
まだ、青肉メロン『オルフェ』の収穫・全国発送が3棟残っていますが、赤肉メロンが最終収穫を終えたので、全体として90%の進捗率に。ほっと一安心しています。
振り返ってみると、6月中旬の初物メロン・ルピアレッドから始まった赤肉メロンの収穫発送。7月中旬からはフラーチェに切り替わり今日の日を迎えたのですが、とにかくずーっと超☆豊作のまま収穫が続いていきました。
今年は、28年間のメロン栽培歴の中で、最高の出来だったと言っても過言ではありません。
メロン栽培技術改善、アップデートも大幅に取り組みましたが、それよりも春~夏にかけての天候が北海道・富良野地域がメロンに適した天気に恵まれたことが大きいです。
太陽の恵み、水の恵み、土からの恵みに、大感謝です。私は、甘くおいしく育とうとするメロンのサポートに徹した、に過ぎません。ありがたき恵みと感謝しています。
メロンが超☆豊作となり、これまでにない歩留まりで(廃棄や加工用への出荷が極めて少ない)、かつ大きくて甘いメロンがとにかくたくさん採れました。
そして、送料が大幅に値上げになった今期、注文数が減るのではないかと心配していましたが…。
今まで通り皆様からお取り寄せ通販でたくさんのご注文をいただき、また、富良野メロン直売所にもたくさんのお客様にご来店いただき、メロンを売り余すことなく直販にてお届けすることが出来ました。
おかげさまで、当農園の企業理念『甘くておいしいメロンを直接お届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでもらうまでの志事』を、過去最大レベルで成し遂げることが出来たと、うれしく感じています。
結果として売上げも比例し、良い数字が出ています。まだ、青肉メロン3棟がありますし、これから、トウキビ(スイートコーン)の収穫・全国発送が始まるので、まだまだ油断できませんが、経営状態がかなり改善されていくのは間違いないとみています。
2年前の除草剤散布事件を皆様からのご支援で乗り越えることができた、にもかかわらず、翌年である去年は凶作の年となり、秋収穫の野菜が軒並み収穫減となって、経営が苦しい状態が続いてしまいました。
ですので、今年のメロン栽培にはとても気合いが入っていました。
ようやく今年になって経営が上向きになる予想で、スタッフ一同安心するとともに、皆様への感謝を忘れず、秋の収穫シーズンを迎えたいと気を引き締めています。
写真一枚目は、去年の1月29日にクラウドファンディングによる経営回復支援をお願いしたときに、熊本県の農業コンサルタント
山下 弘幸 (Hiroyuki Yamashita)さんが、看板設置を通じてご支援いただいた看板です。今年も春~ずーっと10番ハウスに掲げています。
クラウドファンディングや義援金・お見舞い・支援金として2000名を超える人の善意によって助けられたおかげで、今年もこうやって農業を続けることが出来ています。本当にありがとうございます。
写真2枚目は、今日、今年最後の赤肉メロンを収穫した写真。撮影は美人さんメロンを選びましたー。最後の最後まで、いいメロンが採れたなぁ。
写真3枚目は、今日収穫した最後の赤肉メロン、フラーチェ。19玉収穫出来ました。このメロン、食べ頃始まりは9月2日頃~となります。
現在でも、ストックしてある赤肉メロンをお取り寄せ通販・電話注文、LINEでのご注文で承って、随時お届け発送しています。
残り200玉を切りました。メロン畑に併設委している富良野メロン直売所でも毎日販売しているので、あと数日でなくなりそうです。
ですが、ですが、あと4日ほどで青肉メロンが収穫になるので、今度は【青肉メロン&トウモロコシ直売所】として9月中旬まで開店することになります。
お陰様で、無事に赤肉メロン収穫最終日を迎えることが出ました。本当にありがとうございます。
重ね重ね、皆様に深くお礼申し上げます。
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。