限界を極めろ!富良野メロンを更においしくする収穫判定法とは?!

寺坂祐一です。

はい、メロン栽培マニアックス動画2019シリーズ。【寺坂農園流メロン収穫の見極め方】でございます😄

北海道赤肉メロン収穫作業(品種はルピアレッド、6月15日頃)が始まるまえに、社員さんスタッフさんと『収穫判定の目合わせ』を行います。

私、社長が収穫見極めでこだわっているポイント・想いを、延々と実演しながら永遠と解説解説していくマニアック動画です😃

専務(妻)が、GoPro風視点でとり続けてくれました。

※この投稿はメロン栽培プロの生産者向けではありません。寺坂農園産地直送のお客様と一般の方への農業PRとして投稿しています。

メロン収穫の判定、ハサミを入れるタイミングって本当に難しい。品種によっても違うし、収穫時期やその時の気候、メロンハウスによっても違いがあります。

また、出荷先によっても「どのタイミングで採るか」違ってきて当然です。

寺坂農園では、収穫したメロンはすべてお取り寄せ通販・産地直送で全国発送か、園内のメロン直売所でお土産として販売しているので、ちょっと収穫タイミングに思想があります。

一番大切にしているのは『メロンが割れるギリッギリまで収穫しない』ということ。

それによって、メロンの果実の限界まで(ここでいう限界とは、メロンがパカッと割れてしまう事)甘さとおいしさが転流し詰め込まれるので、

「あっ、富良野のメロンおいしい!甘いっ!」
という、お客様の感動を。より一層のおいしい幸せを創造することが出来るのです😁

富良野メロンの一生産者として責任を持って、美味しい感動を生み出し続けたい、育て続けたいので、この収穫判定を毎年徹底して、毎日毎日(今朝も)スタッフに伝えています❣️

ギリギリまで収穫しない、ということは、『割れたメロンが出る』リスクを取っているとになります。

でね、やっぱり割れたメロン、出るんです…。恥ずかしいけど毎日十数玉、割っちゃいます。畑でパカッとお尻が割れています。

この割れたメロンは、市場流通に載せることは出来ません。加工用メロンとなってメロンゼリーやメロンソフトの原料へ、もちろん価格はお小遣い程度になってしまい生産費の回収すらままなりません。

ですが、当農園は大丈夫。残念ながら割れてしまったメロンは…😱 寺坂農園ではメロン畑園内のメロン直売所で、お得な価格で直接販売ですっ❣️

ちょい割れメロンは、確実に甘い、おいしい北海道赤肉メロンなので、宅配便による発送はお勧めできませんが、お持ち帰り自家用、ちょっとしたお土産として大人気です。

たまに、お尻が大きく割れてオレンジ色の果肉が見える『大割れメロン』は、即売価格でご提供。痛むからすぐに食べてね!と、格安販売しています。

このような『割れる』というリスクを取りながらも、ギリギリまで甘みと旨味を詰め込んだ初物富良野メロン。価格もしっかりですが、生産者として責任と誇りを持ってあなたにお届けしています😉

その収穫判定の見極め方、約5分の動画で延々と解説していますので、よかったら観てやってくださいね!

今日はメロンの産地直送・全国発送もありますが、9月中旬~収穫・発送お届け予定の北海道青肉メロン『オルフェ』の苗をメロン畑に植えますp(^^)q

一方では初物富良野メロン収穫、一方では初秋に向けての北海道青肉メロンの定植作業。

なんか4面作戦でヤバいですが、スタッフみんなで力を合わせてやりきりますーっ