「シャチョー!この青肉メロンを狙って今日来ました」

「あら、お目が高い。クレセントメロンは私のイチオシです」
私は自信満々にオススメした。



メロン直売所の方に来客の波が来てごった返し、これは大変だ!と応援に入っていたら、1人の女性のお客様から声かけられた。たまーに私も接客するのです。

「私、町内なんですよ」

「えぇ~っ!ここはメロン産地だから安くておいしいメロンたくさん売ってるじゃないですかーっ」😳

「ここの、このメロンじゃないとダメなの♪ そしてメロンはやっぱり青肉よ」

おはようございます。今日はトウモロコシ第2期と第3期の狭間なので農園はオフ(直売所は営業しています)。娘ちゃんをサッポロに送りがてら映画「国宝」を観てやろうと画策しているメロンおじさん寺坂祐一です。

同じ町内在住のお客様とはっ?!
普通?農家の軒先販売直売所は安い!というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思うのですが…。

正直、寺坂農園のメロンは高いです。富良野地域でもトップクラスの価格設定をさせてもらっています🙇

トップクラス・・・ではなく、ここ近年、気がついたら地域で一番高いメロンかもしれません😅

それだけに、土作りから栽培まで手を掛けひまをかけ、メロン品種も選び抜いた良食味品種に全振りし「お客様に選ばれるメロン」をめざして研鑽を積み重ねているところですが…。

■まず、地元の人が買いに来ることはありません。メロン産地なのでそこら中でメロンが売っています。知り合い農家さんからも直接買えます。

産地なので「メロンなんて買うモノじゃない。もらうものだ」と豪語する人も。茨城県鉾田市と同じような地域特性でございます。

地元スーパーに行けば地物メロンがたくさん並んでいて、メロンの価格は当農園の半分?半分以下?ぐらいで購入することができます(品質・規格により大きく価格は変わります)。

しかも、当農園は富良野観光で訪れる「お土産を買いたい」お客様がほとんど。あとはお中元や残暑見舞いなど贈り物としてメロンをお求めになるお客様がほとんどです。

「去年からクレセントメロンにハマったの。このメロンはすごい。他のメロンとは違う」

うれしいーっ!としか言い様がありませんっ。農家直販と直売所やってて良かったーっ。彼女の話は続きます。

「去年は寺坂さんの投稿をずーっとチェックしていてクレセントが採れた初日にすぐ!ここに買いに来たのよー」

おぉ…、ウチの投稿を見てくれてるんだ。

「でもぉ、収穫してすぐのを買っちゃったから、食べ頃になるまで待ち遠しくて待ち遠しくて、すっごく辛かったのーっ」

いやぁ、その追熟する時間も楽しみましょうよ♪

「だから、今年は食べ頃になったクレセントメロンを狙って、お盆明けの今、来たんですよー」

「ありがとうございます!」

レジを済ませながら女性の話は続きます。

「私も毎年、メロンを親戚とか数件送るんだけど…。そのメロンはスーパーとかで買って発送するの。いいの、内地の人はどこの富良野メロンを送っても「おいしいっ!」って喜んでくれるから」

やっぱり、富良野メロンの全体レベルは高いな😉

「だけど、私が食べるメロンはこの青肉メロン。このクレセントじゃなきゃ絶対ダメ。年に一度の贅沢なんですー。」

彼女はバラ売りしている中で選んだクレセントメロン1玉を大切に抱えながら、笑顔で話ししてくれました。

メロン生産者冥利に尽きますっ😭感動したよー。

#クレセントメロンもう少しあります
#全国発送受付中
#メロン直売所でも好評販売中

メロン直売所でのうれしいお客様の声、シェアさせていただきました🙇‍♂️

写真は3時のおやつでスタッフさん達に青肉メロン「クレセント」を振る舞った時の。おやつで一番人気♪ですー。

では今日も一日、笑顔で元気に!彌榮っ( ^_^)/▢