3日間暑すぎた…、けど乗り切ったぞっ!
メロンを守りきったぞ。
石灰ペイント遮光資材、塗布しまくりました。



記録的猛暑が来る23日の朝、残っているメロンハウスすべてに遮光資材「ホワイトクール」10倍液を塗布。強烈な太陽光を防ぎ、メロンを守り切ることができました。

おはようございます。昨日は暑すぎて農作業どころじゃないので、直売所と加工場と通販部門は営業ですが、畑部隊はオフに。

妻と少しでも涼しいところへ!ということで日本海側の増毛町へ。「ヤマセン仙北果樹園」さんでサクランボ狩りを楽しんできたメロンおじさん寺坂祐一です。
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メロン達もよく耐え抜いたよ!
35度も記録した酷暑3日間でした。
今朝の見回りで元気な姿を見て一安心です。

3日前の朝、天気予報では酷暑が続く予報だったので、石灰ペイント遮光資材「ホワイトクール」10倍液をメロンハウスの天井フィルムに塗布しまくりました。

タンクに石灰剤「ホワイトクール」を10倍になるように水で溶かし、白い乳液状のペイント剤を作る。

そしてセット動噴を使いノズルは鉄砲ノズルにして、天上の部分のみにピューッと飛ばして掛けていきます。

ここで寺坂農園が大切にしているポイントは…。「メロンハウスの天上フィルム全体に掛けない」こと。

メロンは光を浴びておいしい甘いメロンに仕上がります。「暑さで萎れるから…」と全体的に遮光剤を掛けてハウスの中を薄暗くしてしまうと、さすがに光合成による同化産物生成に影響が…。

ですので、当農園では1日の太陽の動きに合わせ、おおむね「10時~16時の間に一番日陰となるように」考えて石灰剤クールホワイトを塗布していきます。



※遮光率は約30%(メーカー談)

写真一枚目のハウスはおおむね東西方向に立っているので「南側の天井部分のみ」に遮光剤を塗布しています。反対側の北側には塗布しません。

このことによって、北東方向(写真奥側)から太陽が昇るので朝日は10時頃までハウス内に入り、光合成を促進してくれます。

太陽が高い日中は白い石灰剤が太陽を遮るように塗布してあるので、メロンの実と茎葉は日陰となり守られる。

夕方、太陽が西に傾くと、西日はハウスの中に入るように塗布してあるので、また光合成できる。

という、一日中ピーカン天気でも、私の意図である「朝は晴れ、日中は曇り、夕方晴れ」というメロンにとって理想的な生育環境を整えているのであります😆

さらに、この石灰遮光資材「クールホワイト」をワザと汚く掛けています。鉄砲ノズルでビチャビチャっとまだら模様的に汚く塗布作業しています。

こうすることによって、メロンハウスの中が「木漏れ日」環境になるので、これも光合成の面ではプラスになるのかな、と。

このような酷暑対策もあって、今朝から青肉メロン「クレセント」の収穫が始まったのですが糖度を測ったらなんと19度も😳

あまいおいしいメロンに仕上がっていました。よかったー。酷暑を乗り越えてくれてありがとうだよー。

ちなみにメロンはおいしく美しく仕上がっていますが、私の顔や腕は日焼けで焦げています(笑)焦げ焦げです…。アッチー作業でしたわ。日光湿疹がかゆいです~っ😫

#メロン豊作バンザイすぐに発送できます
#青肉メロンクレセントも収穫開始
#土日はメロン直売所に来てね

今日はメロンを酷暑から守る!お話しでした。

では今日も一日、笑顔で元気に!彌榮っ( ^_^)/▢