「私、農業のこと何もわからないので、農家さんに視察に行っても迷惑になるんじゃないかと不安で…」
【農業始めたい人の学校】7回目の講義はわたくし寺坂の担当。講義で出た質問に答えました。
おはようございます。最近はまっているのがネギ鍋。しかも深谷ネギ!がおいしい過ぎてやばい!ネギを食べまくって風邪も引かない元気なメロンおじさん寺坂祐一です。
第2期の講義、盛り上がっています(^^)/
一昨日火曜日夜の講義、テーマは『一流農家レベルの栽培技術を身に付ける方法』で私、寺坂が熱く語りまくりました。
講義後の質問タイムで出た質問が冒頭の
「私、農業のこと何もわからないので、農家さんに視察に行っても迷惑になるんじゃないかと不安で…」
おおー、これから農業を始める受講生。農業のことはまったく分からないから、何を聞いたら良いか分からないし…、という質問でした。
当農園も視察受け入れ(有料)を年間数件していますが、私が視察伺うときに大切にしている事をお話しさせていただきました。
ポイントざっくりは3つ。
・好奇心アリまくりの姿勢で挑む。
・リアクションは大きめに。
・その場でメモを取る。
では順に説明していきます。
■好奇心アリまくりの姿勢で挑む
知らないからこそ、他の農家さんの畑を見に行くと面白いのです。勉強になります。発見だらけです。
どうしてこうなっているのか?施設の仕組みは?土作りの秘訣は?なぜ?こんなに生育がいいのか?
ドンドン質問するようにしています。自分の農業に興味を持ってくれる人に好感しちゃいますし、嬉しいことなのです。
■リアクションは大きめに
「こんな良い方法があったのか!」
「これってどういう仕組みなのですか?」
「うわっ!来て良かった。なるほどーっ」
リアクションを大きめにするように心がけています。つーか、学ぶ姿勢が大だったら、発見や学びに感激するのが普通です。
視察受け入れ農家さんにその感情をちゃんと伝える、という事を大切にしています。相手は悪い気しないハズです。
■その場でメモを取る
ビジネスマンなら当たり前のことですが、農家通しの視察受け入れで「その場ですぐメモをする」という人はなかなかいません。
良いことを聞いたり、大切なことを聞いたら私はすぐにメモ帳を取り出しその場でメモを取ります。
これ、経営者として気分いいんですよ~。
寺坂農園も毎年研修生を数名受け入れていますが、その場でメモを取られると
「あぁ…、私の言葉を大切に受け止めてくれているんだな」
と、率直に気分が良いです。
ですから私は自分が視察に行く立場の時は、ちゃんとメモ取りするようにしているのです。自分がされて嬉しいことは、相手にしてあげたいな。という姿勢です。
実際、メモが必要なぐらい重要な情報が得られているわけですし。農家さん視察に行く際はメモ帳とボールペン必須ですよ!
■何も分からないで視察に行く方がいい。
逆に、農業を知り尽くしている人が視察にくるとムカつくことが多々あります。
視察に来た人に、自分が一所懸命に説明しても「あ、それ知ってます」「うちでもやってます」「えぇ、わかっています」という反応だと、ムカつくことムカつくこと(笑)
「じゃぁ、来るなよ!帰れよっ」
と、心の中で叫んでしまう私です。
だから「何も知らないです、教えてください!」という人の方が、かわいいですし好感が持てますね。
私の実践と体験談でした。参考になれば幸いです。
視察受け入れ先の農家さんも、忙しい中仕事をとめて対応していただいてます。少しでもその方に気分良くなっていただきたいですね♪感謝の気持ちを込めて。
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はい、【農業始めたい人の学校】第2期生募集、最終締め切りです。
すでに1月から講義が始まっていますが、3月末まで入学可能です。すでに講義が終わった1~8回目の講義はアーカイブ動画で視聴することが出来ます。
興味がありましたら【農業始めたい人の学校】で検索を。入学説明会、最終案内のページをお読みください。
今日は【農業始めたい人の学校】7回目の講義後に出た質問に対する回答のお話でした。
では今日も一日、深谷ねぎラブの気持ちを大切にしながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。