では、ブルーアイランドは作る物なのか?見付けるものなのか?
遠く東京から日本農業経営大学校1年生10名様が視察研修で来園されました。
おはようございます。夜歯を磨いた後、寝る前にホワイトチョコレートを食べる悪いクセが付いてしまい、やっぱり虫歯ができてしまった小学生低学年レベルのメロンおじさん寺坂祐一です。
ホワイトチョコレート摂取禁止令発動。
歯医者を予約せねば。
自分のアホさ加減にクラ~っとくるわ。
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んで、視察研修に来られたお話。
農家が取り組む直販・ダイレクトマーケティングについてたっぷり語らせていただきました。
視察研修なのにほぼ、講演状態でした
さすが日本の農業業を担うトップエリート!真剣さと質問レベルの高さにビックリでした。
このなかで零細農家が生き残る戦略の一つとして、レッドーオーシャン市場に突っ込んでいかないこと。
だからってブルーオーシャン市場を作り上げる資金開発力はないこと。
だから『レッドオーシャンに浮かぶブルーアイランド戦略』をとろう!とお話ししました。昔、どちらかのコンサルタントさんから学び当農園で実践したことをシェアしました。
たとえば、メロンは全国で販売されていてネット上でもたくさん販売されていて選ぶのが大変なくらいレッドオーシャン市場となっています。
たとえば、寺坂農園は富良野メロンの中で一番認知される存在に!とレッドオーシャンにポツリと浮かぶ小さくとがった島になるべく。
SNSとブログを活用してほぼ毎日情報発信。認知を高め『富良野メロンブランドの中でも情報発信量とフォロワー数No.1』を目指し、十数年かけて小さくても多くの人に認知される富良野メロン農家となったかなぁ…と感じています。
ニッチ戦略にも似ていますね。
地域No.1戦略と同じかな。
絞り込んだ分野でトップを狙うのです。
このことについて学生さんから質問が。
「血で血を洗う競争の海レッドオーシャン市場、そこにポツリと浮かぶブルーアイランド戦略について質問なんですけど、そのブルーアイランドは自ら作るものなのでしょうか?それとも見付けるものなのでしょうか?」
うぉーっ!今までいろんな質問に答えてきましたが、これは初めて受ける質問だ。ちょっと考えてしまったわ…。
「うーん、作るもの。だと私は思います。ニッチなニーズを見付ける、もアリだとおもいますが、『この野菜はマジでうまい!お客様が絶対喜ぶ!』とその狭い分野で目立ち認知される存在なる行動を積み重ねて行けば、いつかそこはブルーアイランドとなって競合ライバルとか関係なくお客様に選ばれる直販農家になることができるハズです」
と体験から回答させていただきました。が、こればかりは正解がない個々のケースや経営体にあわせて戦略、つーか取り組みを考えなきゃいけないし。
そして、なによりも『自分が好きなこと、ワクワクすること』じゃないと楽しくないし続かないです。これ大事ですね。
自分の農業経営について考えさせられる、良い質問でした。
ちなみに今、私がブルーアイランドだ!と思っている直販農産物は『紫アスパラガス』です。今年900株植えちゃった、忙しさが加速する~。
今日は日本農業経営大学校1年生10名さま視察研修に来られて、こんな質問を受けました、というお話でした。
さー、初物メロンがたくさん採れたので今日は選果・全国発送作業にファイトです。
では今日も一日、歯を磨いた後は何も食べない!と自分に誓いながらも自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。