おはようございます。歯の食いしばり対策として毎晩クチの中に装着するマウスピースにようやくなれて眠れるようになってきた寺坂祐一です。
今年は根雪になるのが遅くて助かりましたが(まだ外作業やってますが…)、そのチャンスを逃さずに終わらせた作業が『ハウスの巻き取り用パイプ交換』。
北海道だからねぇ…冬~4月ぐらいまでは、ハウスサイドを換気するために巻き上げるパイプとフィルムの間に雨水・雪解け水が溜まり、凍っては融けてを繰り返すので・・・。
写真のように割れます
大体10年ぐらいで写真のように。
割れるとサビの発生が加速し、メロン栽培期間中に換気で開け閉めしている途中でボキッと折れます。
栽培期間中に折れたら大変!
折れた先からはサイド換気部分がひらかないので、ビニールハウスの中が換気不十分で気温上昇、メロンによくない。作業スタッフも暑くて大変に!
んで、作業スタッフ2名が工兵として緊急出撃!
巻き込んだ天井ビニールを巻きほどいて、錆びた鉄板ビスをなんとか外して、ダメなパイプを引き抜き、もしくはバッテリーサンダーで切断し、新しいパイプと交換してビニールをパッカーで止め直す・・・という。
無駄に時間と労力を”忙しい時”に取られてしまうのだ。当農園は33棟あるので、ひどいときには3日に一本ペースで折れる。
これは対策ばかりではダメだ。
原因にアプローチせねば。
思い切って痛んだ巻き取りパイプが付いているハウスを総チェック。
なんと!7棟分、総延長1800m分の巻き取りよう22mm直管パイプを交換することにして、5日ほど掛けてなんとか根雪前に終わらせました。
新品の22mm直管パイプ360本、総額40万円超え…。
この年末に震えるぜっ。
しかしながら、来年春からは鉄パイプ系は15~20%も値上げとのこと。今季やっておいてよかったですわ…。
これで、来年の春~夏。メロン作業繁忙期に「あーっ!巻き取りパイプ折れたぁぁ~!!」悲痛な叫び声がかなり減るでしょう。
パイプハウス部材はメッキ処理されていて長持ちしますが、巻き取り用パイプはほんと消耗品ですね。
パイプハウス施設、修繕作業のお話でした。
では今日も一日、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。