またビジョンを一つ叶えました。

【アスパラガスハウス腰高補完計画】
おはようございます。昨夜家族との団らんで、娘がハマっている学園恋愛小説について私に向かって熱く語っている姿が、まるで自分(私)が自分に話しているような錯覚に陥り「そこが似たか!」と驚いている寺坂祐一です。
娘、将来は講演して本を書くのかな…(親バカでごめんなさい)
4番ハウスにグリーンアスパラガスを昨年植え1年養成したですが、元々はメロンのハウスだったのでパイプの曲げ腰が低い位置になっていまして…。
これだと、収穫後に大きくアスパラガスの樹を伸ばしたら3列に植えている左右の1列はすぐにハウス天井ビニールにつっかえてしまいます。
アスパラガスの茎葉が天井ビニールにビタッとくっつくと、そこで成長は抑制されますし、蒸れるので斑点病の発生源にもなるなー、という心配が。
そこで!思い切ってパイプハウスのサイドの部分に延長パイプを継ぎ足して、腰の高い一回り大きなパイプハウスに補完する!

という計画を悩んだ末に思い切って決断、やっちゃいました。

延長パイプは手作りで。
ハウスのパイプ経は25mmなので、28mm肉厚1.2mmの原管パイプを仕入れ、60cmにカット。
差し込み深さは15cmにして、それ以上ささらないようにパイプかしめ器使ってえくぼ加工を。これで差し込み部分を引くと30cmの延長パイプになります。
現場ではハウスパイプを抜いて解体せずに、下腰15cm上でサンダー使ってアーチパイプをカット。
そのままカットした部分に作った28mm延長パイプを差し込んで、その上からカットされたアーチパイプを差し込んだら30cm腰高になります。
ちょっとわかりずらいかな。写真3枚目、奥のパイプハウスが一回り高くなっているのわかりますか?
パイプハウスを建てたまま、横をカットして延長パイプを間に差し込んで腰高にしていったイメージ。
この高さなら中のアスパラガスが大きく育っても大丈夫です(^^)

延長パイプは、なんと自作!

延長パイプは1本あたり原価250円+人件費で製作しました。
72mのハウス長さなので、28mm原管パイプ6mを30本(約8万円)切って加工し280本ほど延長パイプを作り、差し込みました。
あたらしく腰高パイプハウス(150万ぐらいするかな?)を建てるより、かなりのコスト削減です。
デメリットとしては…。
3間半の25mmパイプハウスを延長で腰高にしているので、高くなったぶん強風に弱くなること。
本当は40cmプラスで腰高にしたかったんですが、さすがに強風による倒壊が怖かったので30cmにしました。
アーチパイプのスパン送りは50cmと狭めにしているので、なんとかなるかな?!
寒い風が吹く中、この【アスパラガスハウス腰高補完計画】を実現してくれた、頼もしい男性スタッフに感謝です。
良い環境になった分おいしいアスパラガス、育てるぞー!
4月に入り低温傾向が続いていてハウス栽培初物アスパラガスのお届けが遅れていますが、今しばらくおまちくださいm(_ _)m
気温が上がってたくさんアスパラガスが芽吹いてくるのを祈る日々です(>人<;)
では今日も一日、娘の中に潜む私をみてビビりながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう自分の能力を発揮します(^^)/