衝撃だった事件について、今の気持ちを明らかに。



研修生・大島さんの質問に答える!【第2回:前編】です。今回は2つの質問に答えました。

おはようございます。先日、農家友達から「裏山の奥地で採れたものです」と松茸をもらってピックリ!北海道で松茸採れるんかいっ!珍しすぎる貴重食材を昨夜嫁さんが人生初の『松茸ごはん』を作ってくれて食し、悶絶した寺坂祐一です。

世の中・・うまいもんって色々あるんですね。47歳にして大人の階段をまた一段上りました。


はい、今回は研修生・大島さんからの質問

■寺坂農園の社員教育とは?

■印象に残っているトラブルや失敗は?

について赤裸々に答えました。鋭い質問だな・・相変わらず。

特に「印象に残っているトラブルや失敗」について、動画の補足説明しますね。

動画では、除草剤散布事件について語っていますが、あの出来事は失敗ではなく『トラブル』もしくは『出来事』です。私の失敗ではありません、つねに産直農家としてミッション遂行に邁進しているだけです。

ただ、自分が動けば反作用もおきる。
私の正義は、相手にとって悪だったりするのです。
相手は正義と思って行動したことが、自分にとって被害だったりトラブル・事件になるのです。

これは人間社会ではどうしようもないこと。
人の数だけ正義がある。
そのすべて正しい。

ただ、意見や生き方で衝突が起きたときに、ちゃんと話し合って大人の解決を見いだすことが大事であって、不意打ちのように相手に攻撃を掛けて苦しむ様子を見て満足する人間であっては悲しすぎます。

除草剤散布事件で失敗したのは犯人であり、今もこれからも逮捕に怯え自責の念に駆られながらそれに苦しみ生き続けていくのでしょう。

また、失敗した犯人はすでに人生・生き方に失敗しており、そこに気づかぬ限りあらゆる人間関係の中、職業人生の中での対応を失敗し続け死ぬまで自分の人生で苦しみ続けるでしょう。

そこは私の範疇ではないので。

私は、寺坂農園の経営者として農園を守り、継続し続ける責任があります。

除草剤事件というトラブル・出来事に対し、歯を食いしばって向き合い、2000名を超える愛溢れる方々からの応援をうけて経営を継続することが出来ました。

2度と味わいたくない出来事ですが、今ではそれがよい体験となり自分を強くしてくれました。

応援してくれた、支えてくれた皆様には感謝しても感謝しきれません。

これからも寺坂農園のミッション『北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けして「おいしいっ!」と喜んでもらうまでが志事です』をやり続け、農と食の幸せ創造に貢献し続けていくことが恩返しになると信じ、産直農家を続けていきます。

次は後半をアップしますね。

では今日も一日、松茸ごはんの悶絶レベルなおいしさを脳裏に思い出しながら、自分と自分の周囲の人がより一層豊かになるよう、自分の能力を発揮します!

まずは菌活堆肥、見に行かなきゃっ。