心をつかまれる黄金に輝く朝焼け。
おはようございます。昨日は疲れ切って19時に寝たら2:30に目が覚めて困ってしまって農園へ。そして今頃(9時)眠気に襲われている寺坂祐一です。
今朝4:07。黄金に輝く日の出を見られて、いつも運の良い私でございます。今日も良い日だ。
早朝、誰もいない静かな時間。
農園を見回りする時間が好きだ。
朝、まずは各作物の姿を観察していく。
静かな農園をゆっくりと回る。
聞こえてくるのは雀のさえずりとカラスのカァーカァー。そして私の咳と豪快なクシャミ「ぶぇーっくしょん!へーくっしょんっ!」しか聞こえてこない。
えっと、自分、喘息持ちでしかも朝は12度で寒いので…。僕だけうるさくてメンゴ。
ミニトマト「ほれまる」のハウスを観察し、苗植えしたばかりの紫アスパラガスの初期生育を見て、それからメロンハウス28棟をゆっくりと回って観察していく。
朝、作物が見せる姿は今の健康状態、活力具合を素直に見せてくれる。
メモ帳とペンを片手に畑を回り、しなければならない管理作業や灌水・追肥の判断。葉面散布や病害虫予防の判断をメモ帳に記入してく。
農業者としての観察眼が問われる。
朝のこの観察見回りで、その年の出来が決まると言っても過言ではない。
これが毎日の大切な日課だ。
観察すればするほどに、その作物が何を訴えているのか?何を必要としているのかが感じ取れるようになってくる。
その聞こえない声を感じ取り、手を打ち管理作業を進めてイメージどおりの生育~収穫になったときの感動はひとしおだ。
「メロンと会話ができる」
そのレベルに達すれば、感動的においしい甘いメロンを収穫できるのだ。この鍛錬も30年目になる、おっさんになったなぁ。
だが・・・。
ミニトマトは初めてで全然わからん!
見てもわからん、観察しても「元気そうだな」ぐらいしかわかりませんーっ。
修行は続く(笑)。
毎朝の農場見回り、小一時間ばかりの静かな時間が大好きな農民のお話でした。
では今日一日、乙女心は秋の空みたいなミニトマトに苦悩しながら、自分と自分の周囲の人がより一層豊かになるよう、自分の能力を発揮します!(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。