発芽するも構想自体が挫折じゃん。
トウモロコシ「サニーショコラ」が発芽してきました\(^o^)/かわいいのぉ~。
おはようございます。仕事の合間に娘のミニチュア作りを手伝うのだが細かい部品がぼやけて見えず、組み立てにじゃなくて老眼と闘っている寺坂祐一です。
先日の2日間の好天、27度に達した気温のおかげで、ちゃんと発芽するのか?心配していたスイートコーン「サニーショコラ」が発芽してきました。よっしゃ。
次の心配は『発芽揃い』。ちゃんとすべて発芽が揃うのか?欠株はどの程度で済むのか?チキンな私はドキドキ心境が続きます。
このスイートコーン栽培。
企画した冬。余りにも人不足問題が深刻だったために、そしてメロンを28000玉生産・直販は無謀レベルに大変なことにようやく気づきまして(やっと気づいた)。
2冊目の本を書きながら農園全体を振り返り、少し自分たちに優しい農園にしようとメロン栽培を減らすことにしました。
んで、減らして開いたハウスビニールをどうするか?比較的手間の掛からないスイートコーンを育てることを思いついた。
そうそう、メロン直売所に夏、たくさんお客様が来るから「トウモロコシ狩り体験やっちゃおう!」という社長(私)の思いつき企画なのであります。
昨年までは、寺坂農園のトウモロコシお取り寄せ通販での収穫・発送は8月末~9月いっぱいにかけて産地直送していました。
トウモロコシは仲間の農家さん数軒に育ててもらって、寺坂農園で収穫に行き、選別・全国発送していたんです。
一方、7~8月メロン直売所に訪れるお客様からよく聞かれる言葉は「とうもろこし無いの?」。
「うちではメロンが終わった8月末からなんですよー」
こんな会話を繰り返していたんです。はい、ごめんなさい自社都合です。
メロンの仕事ととうきびの全国発送が作業かち合わないようにと作業体系を組んでいたため、お客様ニーズにお応えできていなかったのです。
「うちは産直農家だ。お客様が喜ぶことを選択し実行していれば絶対間違いない」
私が常日頃言っている言葉と、矛盾していたのです。
んでんで。今年から7月末~メロン直売所でトウモロコシも購入できます&トウモロコシ狩り体験もできます&ミニトマト狩りも体験出来ますよー!という脳内妄想だったのです。
ですが…。ええ。世の中大変なことになっておりまして…。
寺坂農園は農業と直販通販に特化した農園のように見えますが、実はメロン直売所を運営している小売業でもあり、富良野観光業界にたずさわる観光業でもあるのです。
こりゃぁ、お客様今年は来ないな。
いつこの国難。終息するやら…。
この計画はすでに4月に挫折していました。
しかーし、私は農民である。
幸せの種、を畑にまき育てることが天命である。この世に生まれ私に課された使命なのだ。
だから予定通りに種まいちゃいましたっ😛まずは1300株まいちゃいました。
うまく育てば7月25日頃から収穫予定です。この状況ですから、トウモロコシはお取り寄せ通販で直販するしかありません。みなさんよろしくですー。
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ひーさしぶりに(25年ぶりかも…)ハウスでトウモロコシを育ているんですが、やってみて反省するのは
・怠けないでやっぱりマルチフィルム張って地温確保に努めるべきだった。
・ハウスビニール1重の保温だけじゃなく、地表に不織布かけて保温・保湿に努めるべきだった。
・種のまく深さ、3cmは深すぎた。2cm目標だな。
・やっぱりセルトレイで苗立てし、苗を植えた方が確実だった。
・1穴2粒まきしたら、間引き必要じゃん。やっぱり苗立てして…。
反省だらけのチャレンジでした。とほほ…。まぁ。これも勉強・経験だ!ということで。
またこの感動レベルでおいしいトウモロコシ「サニーショコラ」の生育様子をアップしますね。
では今日も一日、トウキビの発芽揃いがどうなるのか?!心配しながら、自分と自分の周囲の人がより一層豊かになるよう、自分の能力を発揮します!
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。