トンネルを抜けると、まるで北海道の水田地帯だった(笑)

23日、初めて南阿蘇に。 大津 愛梨 (Eri Otsu) さんのお誘いに甘えて南阿蘇と大津さんの取り組む持続可能な社会作りの取り組みをガッツリ視察です。

大津さんとは4年ほど前に、なんと台湾講演の時にご一緒させて頂いた南阿蘇の農家の嫁。

昨年本も出版している『耕す女』なのです(写真5枚目)。持続可能な世界、農村作りに興味がある方はぜひ。

無農薬合鴨農法でお米を育てる棚田にびっくり。僕も昔米作りに燃えていた時期があったので、大変さがすぐに想像つく。

草刈り大変だーっ。しかも合鴨くんたちが逃げないように作とネット張りを全部するんでしょ…。すごい!もちろんこの無農薬のお米、微農薬(?!)のお米は人気があってすでに完売とのこと。

そうだろうなぁ…。

南阿蘇は水が豊富でおいしい!うつくしい水田地帯。そこで育つ米…、ただでさえヒノヒカリを始め熊本の米はおいしい。それが無農薬だなんて…。すんばらしい。

畜産にも取り組んでおり、アンガス牛も放牧、粗飼料メインでそだてた“サシの入っていない”赤肉。夕食の時に頂きましたが、歯ごたえ合って味に深みがあってご飯が進むおいしい牛肉でした。

太陽光発電にも取り組んでいて、車はリーフ。完璧セレクト。熊本の大地震の時も電気・ガスで日常生活に困ることはなく、プチ避難所として自宅を開放したそうです。

去年の9月、北海道ブラックアウト大停電2日間の恐ろしさが脳裏をよぎる…。

さらにさらに!
地元集落の中心にカフェをオープン。地域の方に使って欲しい、集まる場所になって欲しいという彼女の気持ちは愛に満ちています。

しかも、そのカフェは『防災カフェ』。その言葉、初めて聞きました…。

さすが、持続可能な社会作りマニアの彼女は、このカフェを災害があったときに地域にのためにと、太陽光発電で電気をまかない、蓄電池、バイオトイレ設置と、災害があっても稼働できる!という徹底ぶり。

その姿勢、心から尊敬致しますm(_ _)m
私も富良野地域の皆様に育ててもらってここまできたので、何か地域のために貢献できないか?宿で思考をを巡らせてしまいました。いい刺激をもらいました!

夜はご自宅でのホームパーティーにご招待頂きまして、 藤原 美里 (Misato Fujiwara) と娘さんのリサちゃんと一緒に餃子を包みまくって、ご家族皆さんと一緒にたのしい歓談の時間を過ごしたのも、楽しくて幸せな時間でした。

そうそう、南阿蘇の温泉に泊まったんだけど、温泉のお湯も柔らかく身体がほぐれて夜は爆睡。阿蘇白水温泉 瑠璃は最幸な温泉でした。

南阿蘇、大ファンになりました。また絶対に行きたいです。水田が緑の覆われた季節にまた来たいです。

その時は防災カフェでランチ食べてコーヒー飲む、いや、ビール飲むのだ。

大津愛梨さん始め旦那さん、みなさま、ありがとうございました!