もっと愛される農園になるためには、より従業員満足度の向上が必須。やるぜっ!今年の最重要テーマじゃっ。

人が集まる会社。人が逃げ出す会社 下田直人さん著

紹介するのをやめようかと悩んだぐらい、すっごい良い本、経営者の在り方が変わる本。

なんで悩んだかというと、みんながこれを読んで会社に人が集まるようになったら…。

寺坂農園に働き手が集まらないじゃん。ライバルに塩を送る状態。それがこの本の紹介することとイコールなのだ。

だから、人材募集の観点でライバルの方…。
とくにさぁ、富良野地域って観光地なので夏の人手不足は深刻。そんでもって地方すぎるので若い人いないし…。

だからお願い。富良野の経営者の人に読んで欲しくない1冊(笑)。あぁ…、なんて私は器の小さい人間なんだろうか…。

と、正直に気持ちを書いてみましたが、経営者必読の本ですぞ。この人口減少・働き手不足の時代でも、まだまだやれることあるんですね!

寺坂農園でも夏のピーク時には社員さん、パートさん、アルバイトさん、研修実習生合わせて35名ほどの大所帯になります。

「よく、こんなに人が…、しかも若い人が集まっていますね!」
訪れた方からよく感心されることがありますが、それでもスタッフ求人募集に苦慮している感覚あるんです。常に危機感はMAXです。

労働集約型農業+BtoCほぼ全て直販・通販なので、人が命。人材こそ経営の根幹。そんな農家なのです。

んで、この本に出会って感激!
自分、まだまだ経営者として甘い。甘かった。愛が足りない。器が小さいと反省しまくりの読後感ですわ。

では、アンダーラインを引いたところをちょこっと紹介しますね。
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■世の中には大きく2種類の会社が存在することもわかっている。一つは「人の心を温める会社」、もうひとつは「人の心を冷やす会社」だ。6p~

■本物の時代とは、生き方も本物を知ることだと思う。それはつまり、人が本気で幸せを求める時代になってきた、ということだろう。23p

■職場が一番居心地がよかったらそれが幸せなのではないだろうか。居心地がいいというのは、気軽な場所という意味ではない。人と人のつながりを感じられて、心が通う交流があり、心が温まる場所ということだ。64p

■人はみんな幸せになりたい。
そして、幸せになるためには、自分のためではなく、「世のため人のため」に働くことだとみんな知っているのである。100p~
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まだまだいっぱい紹介したいすばらしい記述がたくさん。詳しくは本書を読んで欲しい。

よーし!「人の心を温める農園」作りに、今年は邁進するのじゃっ。

こんな寺坂農園ですが、あなたもメロン畑で働きませんか?2020年バイト・パート農場スタッフ求人募集中です。

Wワーク、副業、短期、時短勤務OK。メロン栽培や直販・産地直送業務を学ぶ目的の研修実習生も大歓迎です。住み込み寮完備となっています。

(オビより)まず、人が集まってくる会社を作ろう!利益はあとからついてくる。

ほ、ホントかな…(^_^;)
や、やってみます。偶直にやってみてそれからだ。経営者は素直じゃなきゃ。学んで実践して失敗して反省して改善して再チャレンジして…。

私自身、自らの人格形成のために学んで実践し成長し続けます。

2020年の年始。気合いは入った一冊でした。
『人を雇用している経営者さん』にスペシャルお勧めのビジネス書です。

#あなたも寺坂農園で働こう

【追記】繰り返しますが、富良野地域の経営者さんに読んで欲しくないです…(相変わらず器が小さい自分)。