「自分のところで、誰も知らない無名なブドウの品種作っていまして…。ただのブドウなんですが。そういう品種名って、出した方がいいでしょうか?」
果物を直販・通販するにあったって、誰も知らない『品種名』は情報として出すべきか?否か?
えっと、1週間ほど前10/10。、うーん、この時期圃場は『ほぼ、何も育っていない寺坂農園』なのですが…。
山梨県からブドウと桃の生産者グループ『日果輪(にっかわ)』さん14名が視察でご来園でした(^^)
緑肥のエン麦を育て土作り中の圃場を案内し、ホワイトアスパラガス・グリーンアスパラガスのハウスを見てもらい、野菜ドレッシング6種類を製造している加工場を案内。
それも30分程の時間で済ませて、残り1時間半はいつも講演でお話ししている『産直・通販農家の取り組み』をスライド使って解説させていただきました(^^)
今回、山梨県からご来園のみなさまは、果物生産農家。
当農園の直販・お取り寄せ通販への取り組みに関心が高く、真剣にお話を聞いていただきうれしかったです!
「○天さんには出店していますか?」
「リスティング広告はやっていますか?」
など質問がありましたが、今回シェアするのは冒頭の質問。
「うち、誰も知らない無名なブドウの品種作っていて…。ただのブドウです。そういう品種名って、出した方がいいでしょうか?」
質問した方は
「誰も知らないような、ちょっとしか作っていないブドウ品種を言ったって、皆わからないだろうし…」
そんなニュアンスだったと、感じます(^^)
私の答えは…(コレが正解、という訳ではない)。
「品種名は言った方がいいですよ!」
うん、絶対に伝えた方がいい。お客様が知らないのなら、なおさら伝えた方がいいのだ。
■理由1 お客様はそのブドウのことを知れば知るほど、食べたくなる!
■理由2 数が少ない品種だと珍しいから、なおさら食べたくなる!(限定性)
■理由3 みんなスマホで検索する時代。ニッチキーワードで検索表示される可能性が高い。ロングテールSEOとなり上位表示を狙える。
寺坂農園の事例だと…
8月末~9月上旬にかけて、青肉メロン『オルフェ(品種名)』をお取り寄せ通販で販売しています。
↑これ、収穫の1ヶ月前には売り切れる人気のメロンなのです。
ジューシーでとろける食感、上品な味、さっぱりとした後味良い甘さ。すんばらしいメロン品種(^_^)v
昔…、ネットやSNSで告知するけど、最初は誰も『オルフェ』というメロン品種を知らない、のが当たり前。無名なメロン品種でした。
ですが、
なぜ?この品種を育てているのか?どういう品種でどうやって育てて、このメロンを食べたらどんな幸せがやってくるのか?
コツコツと情報発信をして、お客様にしっかり伝えることができたら、とても人気なメロンとなりました(^^)
寺坂農園の中では、毎年、売り切れで足りないぐらい大好評の青肉メロン品種・商品に成長しました。
しかも、スマホで【オルフェ メロン】と検索したら、寺坂農園が一位表示ですp(^^)q
何かのきっかけで…。テレビにオルフェメロンが出たとか、誰かが口コミでいいよ!とか広まって、検索されたら…
寺坂農園は有利です(^_-)
ちなみに、有名・メジャーな品種名でもしっかりと「○○○という品種を育てています。それは…」って説明した方がいいです。
その時に、その品種を選択したことによって、お客様にとってどんなベネフィットがあるのか?も、一緒に伝えていくことが大事です。
農家さんで果物をお取り寄せ通販・直販している人に、参考になれば幸いです。
無名な品種にも、価値があります。そこをしっかり伝えていきましょうー。
遠く山梨県から【日果輪】グループの皆さん、来てくださってありがとうございます。
あなたの町からも視察研修のお申し込み、お待ちしています♪(6~7月のメロン繁忙期以外で受入可能・有料です)
今度は山梨県山梨市の日果輪さんに視察で勉強しに行きたいです!
では今日も農業を通じて、自分と自分の周囲の人がより一層幸せになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/
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