これは「良い土作り機」。だな。

ついに導入!
パワーハローでハウス内を耕す!

トラクターの後ろに付けるこの作業機。
欲しかったんだー!
7年ほどがマンしていました。


だって、150万円ぐらするの!(定価)
トラクター本体じゃないよ。
(購入したのは中古です…)

後ろの緑色の土を起こす作業機。
パワーハローだけでこの値段(^_^;)

え?
「いつも畑を耕しているロータリーと
どう違うんだ?」って?

うーん、文字で説明できるかな。
ロータリーはナタの爪で、
土を上から下に叩き切って砕いて
畑を柔らかくする感じ。

パワーハローは
写真を忘れてゴメンねだけど…

土に刺した鉄の刃を
調理器具の“泡立て器”のように
土を混ぜ混ぜ♪ する耕し方。


とっても土に優しいんです。

ロータリーのように土を叩かない。
砕きすぎないんです。

パワーハローは混ぜ混ぜするだけなので
土の団粒構造が発達して、作土層が
『水』『空気(酸素)』『土』の
バランスがよい、物理性の
良い状態に仕上がるのです\(^o^)/


さらにさらに。
ロータリーだと作土層約20cm下に
形成される『り底盤(耕盤層)』を造らない!
メロンの根がスクスク深く伸びるのです。

うーん、この説明でわかるかな…?
次回、もっとわかりやすい動画
写真をアップしますね!

このパワーハロー、
7年ほど前に実演機を使ってみて
すんごく欲しかったのに、
キャッシュフローが苦しい時代だったので
ずーっと購入をガマンしていました。

さらに、このパワーハロー。
大型トラクター用の幅250cm以上が普通で
ハウスに入る180cm幅仕様は
輸入するしかないのです。


要は、この作業機、需要が少ないんだね。
まぁ、ビニールハウス内にパワーハローで
メロン畑を仕上げようっていう農民
国内にそんなにいないよね…(^_^;)

で、時はさかのぼり昨年10月。
ヤンマーの営業マンがやってきて

「寺坂さん、奇跡です!
パワーハローの作業幅190cm。
ビニールハウスに入るサイズの
『中古』が見つかりました!
奇跡です!!!」

「これは、
寺坂農園さんの為にあるパワーハローです。
これは価格も手ごろで最高だと思いますが…」

「買います、持ってきて!」

即決。ここは即決でしょ!!
10万ぐらいの買い物&経費でも
うんうん悩む私ですが、
これは即決でしたね(^-^)

ついに!理想の畑耕し行程を
メロン畑で実現できます!!

やったー!
神様、ありがとう~(^人^)

そして今回、初始動。
試運転を兼ねてで仲間のトマト農家の
ハウス内で耕してみました。

うーん、いい!!
ロータリーの2倍の速さで耕す。
土は理想の団粒構造に。

さらに整地・鎮圧がしっかりしていて
歩いても足が沈まないぐらい。
これは、毛管現象が期待できて
苗を植えたときの活着が良かったり
生育の安定が期待できます。

よっしゃー!
今年のメロン栽培がより一層
楽しみになってきたぞー!!

新しい武器を手に入れた
男の子 心理状態でありますっ(^^)エヘッ

ヤンマーって書いてあるけど
作業機は「クーン」社製。
どこの国だろ。イタリア製かな?

甘くておいしいメロン作り。
終わりなき、飽くなき追究。
私、メロン栽培マニアですからねっ。
楽しみますよ~。

なんか、朝っぱらから試運転が
うまくいきすぎたので、
この興奮が伝わるでしょうか(笑)

では今日もたくさんの
仕合わせを生み続けましょう♪
(^^)/