さぁーっ、土作りすんぞーっ!

緑肥として育て出穂期までに伸びたライ麦を、まずはフレールモアーという作業機で粉砕していきます。


おはようございます。ハウスが34棟あるので栄養剤や薬剤散布するセット動噴が2台あるのですが、そのうち1台を修理に出したら「修理代30万円かかる」と電話がかかってきて目ん玉ひんむいているメロンおじさん寺坂祐一です。

資材物価高騰もそうだけど、農機具の修理代も値上がり感あるなぁ~。しゃーないよね~😩

このハウスはミニトマトほれまるの抑制栽培(7月1日定植→9月~収穫予定)のハウスです。

昨年、メロン栽培後に播種した緑肥のライ麦が1m以上伸びて出穂期を迎えています。

ホントは緑肥効果を最大に狙うのであればもうちょっと生育させて乳熟期に粉砕、すき込みすればいいのですが…。

一ヶ月後にはミニトマトほれまるを定植しなければならないのでタイムリミット。モアーで粉砕し土にすき込みます。

■フレールモアーでライ麦を粉砕する目的
・直、ロータリー耕だとライ麦が絡まる
・粉砕すると微生物が食べやすい♪
(分解が早まる)

これだけの繊維(炭素元)を有機物を土に混ぜ込んで分解させれば、かなりの土作り効果発揮を期待できます。

この後は石灰撒いてph調整、微生物の餌として米糠を散布した後ロータリー耕で土に混ぜ込みます。

その後は散水し、透明マルチフィルムを全面張りしてハウスを閉め切り、太陽光熱を使ってライ麦の分解促進させていきます。太陽熱発酵処理、というのかな。

このハウスは農道の隣ということもあり、粘土質がかなり強い扱いづらい土なのです。

ですが、ここまで緑肥を育て微生物の力で土づくりしていくと、ふわふわで柔らかい土へと一気に変化していきます。

土に投資し、物理性・科学性・微生物多様性の3要素にて土をしっかりと作り整えれば、ミニトマトほれまるの苗を植えるだけで順調に育ち、感動的においしいミニトマトほれまるが収穫できます😉

私ができるコトは、ミニトマトやメロンがスクスク育つ環境を整え続けること。この一点につきます。

最初に植えたミニトマトほれまるはもう実がなってきました!毎日の観察がワクワクです。7月上旬~販売出来そう。

このハウスに第2弾として植える抑制栽培ミニトマトほれまるは9月から収穫・全国発送&直売所での販売開始です。

さぁ、今日もメロンのお手入れ作業にみんなでファイトします。

では今日も一日、笑顔で元気に!彌榮っ( ^_^)/▢

【寺坂農園の使命】
「北海道・富良野で丹精込めて育てたメロンと野菜を、全国の食卓へまっすぐ届け、“おいしい!”の笑顔を広げていく」