けっ。子供が見るマンガだろ…。



その思い込みが崩壊した。食わず嫌いですしたっ。
「ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉」

油断した…、涙・なみだの大感動で見てしまったメロンおじさん52才です。

ハウス掛け3棟やったので、昨日はオフ。なにしようかなー、と思惑していたら、そうだ。息子君24才がハマっている「ウマ娘」チューもんをちょっと見てみるかと…。

実は「オタクアニメだろ?」ってま・っ・た・く・眼中になかったんだけど、息子君はウマ娘の映画盤のブルーレイを買ったりとハマっている。

これは何かあるのかもしれない。
この作品が息子の心動かすのはなぜか?
なぜ?世間でウマ娘がブレイクしてるのか…。

ちょっとだけ興味を持った次第。
過去に息子から勧められてみたアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』や「勇気爆発バーンブレイバーン」がすごかっただけに、ハズレ無しだっただけに、いったい?ウマ娘の何が彼の心を動かすのか?

まぁ、暇つぶしだと思って「ちょっと、ウマ娘の映画見たい」ってお願いしたら

「えっ?パパが見るの??」
息子君が横に座り、解説してもらいながら見ることにした。

女の子にウマの耳が生えてる。
こやつらは人間なのか?
瞳が赤いけど大丈夫か?

女の子だけど…、声もキャラも男だぞ?
耳が生えてる人と一般人の違いは?

「設定だからっ!それは全部横に置いておいてっ!黙って見るぅっ!」いちいち聞いていたら、横にいた娘にキレられた(笑)

映像がすばらしい。
特に、レースで走っているシーンは思わずのめり込んでしまう。圧倒的な映像表現力。

ストーリーもいい。なんかデブになった私でも走りたくなってくる。登場人物(馬?)多くて、覚えられなくて大変だ。ノートがいるよ。

映画の前半が終わったころ、ちょっと感じたことがあって息子に聞いてみた。

「これって、実際に走っていた競走馬の名前使っていないか?」

私は若かりし頃、1995年頃は友達と競馬にハマっていた時期があり、札幌競馬場にみんなで行って遊んでいた頃があったのだ。

ヤマノトップガンとかテイエムオペラオーとか…。その時代です(競馬は勝てない、ってわかったので2シーズンでやめた:笑)

なんか聞いたことあるようなないような競走馬の名前がでてくるので息子に聞いてみたのだ。

「そうだよ。2001年に実際にあった出場馬とレース展開をウマ娘で再現しているんだよ!」

なぁにぃぃ~っ!そんなストーリー背景なのか?それはおもしろいっ!!

映画を止めて、じゃぁ、この当時の弥生賞のレースをYouTubeでみられるか?と聞くと見れるらしい。早速見てみると…

ブラウン管テレビの時代の映像で荒いけど、まったく同じ競走馬の名前で、同じ設定でレースを走っている。レース展開も同じで手に汗を握る迫力っ、に思わず力が入る。

そしてもう一回、ウマ娘の映画を巻き戻して弥生賞のレースシーンを見る。すごい再現力!めちゃくちゃ迫力あっておもしろい!!

一気に心を掴まれましたよ。
実際にあった競走馬の話。
ドキュメンタリー好きにはたまらない設定だ。

それからは、ウマ娘の映画の中でレースシーンが終わる度に止めて、YouTubeで実際のレースを見て・・・と繰り返しながら最後まで見た。

YouTubeで見る猛烈に走る競走馬、アニメ映画の中で再現されるレースシーン・・・ゴールを目指し走り続けている姿、見ているとなぜだか涙が流れてくる。感動しまくりです。

なにがこんなに私の心を揺さぶるのか?共感を生むのだろうか。ゴールの先になにがあるのか?走るために勝つために生まれてきた宿命なのか…。

結論、大当たりアニメ映画でしたっ😆
マジスゲぇ!ウマ娘!
だれだ?!こんなアニメ構成考えたヤツっ

最幸な祝日になったじゃねーか!
今の壁を越える勇気がわいたぜ✊

ちなみに、歌もサイコーです♪ブチ切れ感がたまらないっす。来週は息子君所有のブルーレイ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』をみるのだ。ナリタトップロードのストーリーが楽しみなのだ。

以上、昨日のオフに感じたことでございました。ただ、私がオタクオヤジだけなのかもしれません…😛

では今日も一日、笑顔で元気に!彌榮っ( ^_^)/▢