作業工程、順番大事。
連日、メロン畑準備作業です。
第4回目のメロン【クインシー719】定植畑をドンドン準備しています~
おはようございます。昨夜は19:00~オンライン交流会だったので「その前に晩酌飲んでメシ食って風呂入っとくかー」と一連の工程を進め、お風呂に入って本読んでいたら寝てしまい…(笑)思いっきり交流会に遅刻してしまったメロンおじさん寺坂祐一です。
■第4回目のメロン【クインシー719】は7月上旬収穫予定。お中元ギフトとして通販予約が一番多いメロンの作型です。
気合い入りますっ💪
んで、この日は寒かった~。
心が折れそうになったぁ。
100m~120mと長いメロンハウスなので、トラクターにライムソワーという肥料散布機を装着し、各種肥料と自家製ボカシ肥を投入。何回か往復しながら均一に散布していきます。
■次に、トラクターにロータリーという耕運作業機を装着。回転する刃が土を細かく粉砕、肥料と土を攪拌しながら土中に空気をたっぷり入れていきます。
この時点で土はふわふわに。
土作りを変えて3年目。
明らかに団粒構造が発達している。
うれしい限りである。
もう「よし、良いメロンができるぞ」
確信できる土に仕上がりました。
■昔だったらここでもう通路を掘ってマルチフィルム敷設作業に入るのですが、後2工程。
トラクターにパラソイラーという全面深耕する作業機を取り付けて土を土中深くまで(約60cmぐらいかな)射しこみ耕盤を破壊、空気を送り込みます。
この作業によってメロンの根は土中深くまで伸張します。しっかり根が張ってくれれば、甘くて大きくておいしいメロンを、自信を持っておすすめできるメロンを収穫することに繋がっていきます。
■仕上げ耕しはパワーハローで
最後に、トラクターにパワーハローという耕転するアタッチメントを取り付けて最後の仕上げ耕しをします。
ロータリー耕は土を叩いて粉砕してかき混ぜていく感じですが、このパワーはローは爪が縦爪で横回転します。うーん、ミキサーで攪拌するような感じなんです。
私が感じる利点は3つ。
・土中25cmぐらいのところに耕盤を作らないから、メロンの根が素直に深くまで伸びてくれる(ハズ)。
・ミキサーのように土を攪拌していくプロセスで、土の団粒構造発達が加速する。よって微生物群の活動も良くなりメロンの根張りが良くなる。
・最後にカゴローラーで転圧するので、足で踏み入っても足の沈み込みが少ない。ほどよい転圧がかかる。よって土壌水分も安定するので、メロンの根張りに好影響が期待できる。
一方欠点は…
・作業後、畑の表面にゴロゴロな土が上がってきてしまう。
・この機械、価格が高い!
ですかねー。かなり気合い入れた土作り投資でした。ですが値はありますね!
元々は泥炭地に硬い粘土を客土した水田畑。ゴロゴロだった土がここまでふわふわになって、もう私は大満足でございます♪
■仕上げ興しが終わった後は通路を掘って、マルチフィルムを敷設して・・・とまだまだ作業は続きます♪
みんなだいぶん仕事を覚えてきて良くやってくれるので、感謝☆感謝であります(^∧^)
すべてはおいしくておすすめできるメロンを育てる!べく、です。
では今日も一日、命を燃やして農業に生きます🔥
彌榮っ( 😊)/▢
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。