頂点を目指すなら『頑張ってはいけない』
自分の価値を高める為だったら、なおさら頑張ってはいけません。
先日の熊本県出張の旅路で、なんとか撮った富士山!ちょっと過ぎ去り感あり。富士山を一度登ってみたいな~。
おはようございます。昨日は家族で映画【翔んで埼玉2】を観ておもしろすぎた、かつ、たこ焼きを食べたくてしょうがなくなって、このままでは白い粉にやられてしまうメロンおじさん寺坂祐一です。
あー、埼玉ってスゲー
■私は『頑張る』という言葉を使いません。
自分は「がんばる!」って言いかけたら途中で「うんがっ!うがっ!ぐふっ!」とサザエさんのように飲み込んで言い直します!
「さー、やるぞ!」と。
やりたいから、やる。理想の未来を描いているからそこに近づくためにやる。それだけです。
『農業始めたい人の学校』第2期の講義も進みもう12月。先週の講義時間は「農業なんでも相談会」でした。
受講生の発言の中で、学長の自分が気になるのが「頑張ります」とか「とにかく頑張ります!」なのだ…。
この言葉を聞く度に(大丈夫かな…)とちょっと心配になってしますのです。理由は3つ。
・辛い、苦しい状況だからこそ『頑張る』
→そんなに自分に無理しちゃ自分がかわいそうだよ…。と思ってしまう。違うやり方、アプローチがあるかもよ、って考えるのであります。
・何かを成し遂げるために『頑張る』
→目的・目標に向かって生きることはとても良いことで人生に充実をもたらしますが、頑張る、と言った時点で『辛くて苦しい・大変』が大前提。ドM気質が出ていますね…(私もだ)。
何かを成し遂げ、理想の未来を現実化させるのだったら、そのプロセスを細分化し、今日一日「やるぞ!」と言った方がやる気レベルアップします。
・頑張ればなんとかなる!という思い込み
→世の中そんなに甘くないっす。社会情勢やニーズの変化、お客様の動向などとかみ合わないまま『頑張って』いたら、どんどんおかしくなってトラブルが増え、自分からドンドンお金が逃げていきます。
自分の体験から『とにかく頑張る』発言はキケンです。なんとかなるときもありますが、ならないときの方が多いかも。
「こんなに頑張っているのに、なんで…?!」っていときは、『頑張ればなんとかなる!』という思い込みを手放し、高い視点で自分と周囲を社会を俯瞰してみることをオススメします。
あなたが何かを成し遂げるために、誰をハッピーにさせるのか?どのようにハッピーにさせるのか?社会にどう貢献していくのか?
視点を変えてみると他のおもしろい方法・手段が見つかるかも知れません。
■私の『頑張る』の使い方。
それは設定した目標に向かって取り組んでいるとき、のみ『頑張る』という言葉を使って自分を奮い立たせています。
例えば…
「今日は野菜セットの発送60件完遂、頑張るぞー!」とか、「今日の15時までにトウモロコシ2000本発送終えるために頑張るっ!」とか「今夜は健康を考え休肝日。断酒を頑張る!」(しないけど)などです。
目標達成し頑張った自分を誉めてあげられますその夜の晩酌ホッピーもおいしいです。
■やりたいことなら『やるぞ!』です。
「さーやるぞ!」は自分の意思です。やりたいことです。目指す姿があるのです。
世間や上司からやりたくないことをやらされているなら「頑張るかー」かもしれませんが、自分の意思で動いているのなら「やるぞ!」が一番よい言霊だと信じ、農業を続けてきました。
■熊本県植木町の農家はすごい!
「大長なす」長過ぎ!まるでこん棒(笑)これは武器だろ!でも、食べたらジュウシィーでおいしいのです。
メロンもスイカも栽培技術の高さが一目で分かりました。農業の6次産業化バリバリな熊本プリン。本気度ハンパないっす。
一流農家さんと接していると、共通しているのが「がんばる」と言いません。
やりたい農業、成し遂げたい成果にむかって「やりたくてやっている」から楽しそうです
好きなこと、やりたいことをワクワクしてやり続けていたら、いつか頂点に立てる。理想の自分になれるのが早いと思います。
■価値のない自分が価値ある自分になるために『頑張る』のでしたら、やめてください。
周囲の評価を気にして頑張っている時点で、自分軸が薄れています。周囲からくる信号に反応して生きる人生になってしまうので、頑張るほどに自分が何者なのか?分からなくなってしまいます。
あなたはすでに価値のあるすばらしい存在、なのですから。それに気づくことに力を注いだ方がより良き人生を歩めます。
今日は【農業始めたい人の学校】の講義の中で富士山の写真を見ながら思ったことをダラダラと書きました。
では今日も一日、【翔んで埼玉2】の内容を思い出し笑いしながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します!彌榮っ( )/▢
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。