当農園の加工場も連日稼働中。
ミニトマト「ほれまる100%」ジュース作っています。
おはようございます。昨日、収穫終わったミニトマトハウスに堆肥を散布していたら大きな石が入っていて「ガコンッ!」マニアスプレッダ(堆肥散布機)を壊してしまったメロンおじさん寺坂祐一です。ナンテコッター
■今月上旬の寺坂農園加工場です。
今は冷え込みがきつくなり、ミニトマト「ほれまる」の色づきが遅く収穫量が少ないのですが…。
今月上旬は抑制栽培分が収穫ピーク。
ニンジン抜きやってた頃。
予約の発送量を大きく上回る収穫量でした。
なかなか、こちらの都合に合わせて収穫量が調整できないミニトマト栽培、天候が良いと突然ドカーンと採れる
収穫量がスパイクしたときは!寺坂農園内にある加工場へジュース原料としてミニトマトを送り込みます。
ヘタを取り洗浄し、1次加工して冷凍保存。1年を通じて通販注文の受注量に合わせて月に数回ジュース製造に入ります。
大量のミニトマトを大きな寸胴に投入し、ゆっくりかき混ぜながらコトコト煮た後、搾り工程をへて1本ずつビンに充填。ラベル貼りも一本ずつ手作業で。
こんな効率悪いことやっていたら、どこかのコンサルタントさんに叱られそうですが、規模は追わない方針なので。その分単価が高くなってしまい、そこが申し訳ないところです…。
たくさんミニトマト「ほれまる」が採れたときでも、ムダにすることなくこのおいしさをジュースにできて、お客様へお届けできることがうれしいです
ギフトセットも出ますが、12本入り・24本入りを購入されるお客様が増えてきました。健康のために一日一本飲むとお腹に腸活にいいですよ♪
180ml1本に約14個分のミニトマト「ほれまる」が詰まっています。
■農業の6次産業化、オススメしません!
採算合わせるの不可能に近いと思う。
10年やってみた感想です
なんせ初期投資の回収が難しい。
加工場の稼働率を維持するのも大変。働くスタッフも確保し、安定して仕事を作ることがとっても難しい。
んで、稼働率が下がれば初期投資の回収が出来ず、単年度でも赤字となり経営の足を引っ張る。
そして、農家が加工を始めた途端、競合が大手食品メーカーや中堅食品メーカーになること。勝てる気がしない(笑)超☆レッドオーシャン市場だということがよーくわかりました。
かなり独自性の強い商品、唯一無二の商品を作りファンを獲得できなければ生き残ることが出来ないだろう。
なんだかんだと10年ほど取り組んでいますが、ちょこっとだけ黒字化したのがやっとこ去年。ここまで9年かかりました…。
つーことは、投資回収(加工場の建設費と厨房機器などの初期投資)できるのいつのことになるやら…
あ、愚痴ってしまった
■でも、おいしい野菜を育てて
ドレッシングやピクルス、ジュースに加工して「うわっ!おいしいー!」となったときの感動はたまりません。これで売れればよりおもしろくなります。
地道に改良・カイゼンを続けながら、ファンのお客様のためにもミニトマト「ほれまる」100%ジュースを作り続けていきたいです。
今日はミニトマト「ほれまる」100%ジュース作りのお話しでした。
では今日も一日、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します!彌榮っ( )/▢
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。