しかりっ!タイトル通りのおもしろさ👍

【おもしろくて眠れなくなる植物学】稲垣栄洋さん著。
おはようございます。毎日やること、やりたいことてんこ盛りでまずはマインドマップにまとめなきゃ!状態の寺坂祐一です。
農業者必読!レベルの学べる本だ。そして本当におもしろい。
たまにこういうガツンとおもしろい知的好奇心満たされまくることがあるから、読書ってやめられない。
こういうタイトル本を見たらさー。
私の第一印象は「あー、コンビニの文庫本コーナーにありそうな内容の薄っぺらい雑学本か」で、全く期待していなかった。
でも、出版社はPHP文庫。
私の経験からはPHPに外れなし。
一応、読んどくか…。
んで、お風呂に入りながら読み始めたんですが(だから本がふやけてゆがんでる:笑)おもしろすぎて一気読みでした。
この本、雑学書としてもおもしろいですが『ほぼ、農業書』です。農業者こそ読むとおもしろい、農業がますますおもしろくなること間違いなし!な本です。
読み応えあるので、本の端折り込みだらけでどこを引用して紹介しようか?悩ましい!もう面倒くさいから、とにかく読んで。って言いたい。

私がスゴッと思ったところをちょっとだけ紹介するね。

○イチゴの真っ赤な部分を食べているけど、そこは実ではない!マジカッ。
○ハート型の葉(メロンもだ)合理的な理由。
○赤色は食欲を刺激する。その生物学的な歴史とは?!
→寺坂農園も赤肉メロンを栽培・直販しているので、すんごい興味がある部分!!青肉メロンの方が美味しいのに、人気があって喜ばれるのは赤肉メロンなの。恐竜時代まで遡って語る哺乳類の生存戦略が影響しているとは…。
○つる植物がもつさまざまな仕掛け
→メロンもつる性植物。栽培する視点からは邪魔だったり便利だったりするのですが、こんなに高機能だったとは!今年のメロン栽培での観察が今から楽しみですわ。
などなど。もっと紹介したいけど、もうとにかく興味ある人は読んで!!(笑
アマゾンで検索したら植物学でベストセラー1位なんだね。これは傑作本だ。
植物学って難しい本が多くて、すぐに化学式でてきてモームリってなりがちな私。ですがこの本はとにかくわかりやすく、たとえ話もユーモラスで文章力の高さも学びになります。
農業をもっと楽しみたい、知りたい。
↑こんな人に星5つ。スペシャルお勧め本です。
今日は【おもしろくて眠れなくなる植物学】のお話でした。
さー、これから1月のタスクを整理して、事業計画を作るぞっと。
では今日も一日、ご機嫌に穏やかに幸せに生きますっ(^^)/