さらに鮮度保持アップ!

ミニトマト「ほれまる」を鮮度保持フィルムP-プラスに包んでお届けになりました。
おはようございます。ダイエットの大敵、アルフォートが大好きな私ですがコンビニでマロンを見つけてしまい2袋買って食べてしまい敗北感に包まれている寺坂祐一です。
や、やるな…ブルボン😑
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今年の秋から、ミニトマト「ほれまる」をより新鮮なおいしさでお届けすべく、P-プラス鮮度保持フィルムで包んで全国発送しています。
きっかけは昨年の秋。寺坂農園に来てくれたお客様がミニトマトハウスでもぎたてを食べたときの言葉でした。
「やっぱり、もぎたては違いますね!」
私はそのお客様が定期的に通販でミニトマト「ほれまる」を購入頂いているファンの方なので、聞いてみました。
「チルド便ですぐに発送していますが、違いありますか?」
「ありますね。通販で届いても「ほれまる」はとってもおいしいです。子供も喜んで食べます。ですが、こうやって畑で採ってすぐに食べるのと比べると、違いますね…」
「えっ、どう違います?」
「やっぱり、ジューシーさが違いますし。チルド便だとちょっと乾いているのかな…。日が経っているというか…」
ミニトマトは鮮度を保つためにチルド便でお届けしていますが、北海道からの都府県へのお届けとなると到着は中1日、早くて翌々日に。
やはり若干の乾燥、鮮度の低下があって「採れたてそのままのおいしさ」とはならないのは物理的にしょうがないですよね。
しかし、そこで私は考えた。
もっと鮮度良くお届けできないか?
乾燥を防ぎフレッシュな状態を維持できないか?
思い出したのは寺坂農園でトウモロコシを全国発送しているときに使っている鮮度保持フィルムP-プラス。
このフィルムでミニトマトを包んでお届けしたら、フレッシュな状態を維持したままお届けできないかなー、と。
でも、P-プラスフィルムはトウモロコシとか葉物野菜、枝豆などの専用フィルムは製造販売しているのですが、ミニトマト用はつっていない。
おそらく、ミニトマトは収穫後の呼吸が少ない作物、だからだと推測されます。収穫後、日持ちの良い作物に分類されている為、だと。
そこで、私は昨年秋に比較実験しました。
●一つは、トウモロコシ用のP-プラスフィルムにミニトマト「ほれまる」を詰めたものを用意。
●もう一つは、通常通りにミニトマト箱に詰めたミニトマト「ほれ丸」を用意。
この2つを常温に置いて1週間後に食味比較試験をやってみたんです。
トウモロコシ用P-プラスフィルムは『トウモロコシの呼吸量に最適化されたミクロの穴』が空いている仕様なので、うまくいくかどうか・・・。
したっけ!
1週間後に食べてみると、圧倒的にP-プラスフィルムで保管したミニトマトの方が新鮮でおいしい!全然ちがうっ!
「よーし!来年のミニトマトはコストかかるけど、P-プラスフィルムに包んでお客様にお届けするぞ!」

んで、今年の春からP-プラスフィルムを販売しているメーカーさんと打ち合わせを開始。

ミニトマトの呼吸量に合わせた専用のP-プラスフィルムがないため、どの野菜のフィルムを使えば良いのか?どうやってミニトマトを包むのか?検討が始まりました。
すると夏にメーカさんが回答があって、「ミニトマト専用のフィルム、作ります!」とうれしい対応してくれるじゃーありませんか!
「弊社でやっことがなく、おそらくこのミクロの穴の量だとミニトマトの鮮度保持に最適だ、と推測したフィルムを作りました」
メーカーさんが持ってきた試作のミニトマト専用P-プラスフィルムで早速鮮度保持の比較試験をやってみると、想像以上の鮮度保持効果を発揮!やたっ、導入を決定しました。
寺坂農園で使っている1kg箱をすっぽり包めるように、袋加工をしてもらい、ロットと単価を聞いてビビり(笑)製造依頼をして今秋、ようやく寺坂農園ミニトマト専用P-プラスフィルムが完成。
現在、すべてのミニトマト「ほれまる」は、写真のようにP-プラスフィルムで包んで全国発送しています(^^)
これで、もぎたて新鮮。私たち生産者が味わっている採ってすぐの「ほれまる」と、ほぼ同じおいしさがお届けできる!と自負しています。
おそらく、日本国内でミニトマトを専用P-プラスフィルムに包んでお届けしているのは、寺坂農園だけっ。
高いフィルムなので、印刷はやめました(笑)すこしでもコスト下げようと…。あぁ…、かっちょいい印刷入れたいっ。
お客様から届くご感想も、秋からはいっそう感激が増しているように感じています。\(^o^)/ヨカッター
■ミニトマト「ほれまる」のお届け、あと10日ほどで終了に。
寒さ深まり今月いっぱいでミニトマト「ほれまる」の収穫・全国発送が終了となってしまいます。
最後のミニトマト「ほれまる」ご注文若干受付可能ですので、ご注文お待ちしています\(^o^)/
今日は「どこまで鮮度そのままにミニトマトをお届けできるか?!」チャレンジのお話でした。
では今日も一日、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/