ホワイトアスパラガス収穫終了したら、すぐに遮光シートを2重パイプのてっぺんにたくし上げる。
スピード勝負。アスパラガスに光を当てるのがとっても大事なんです。
おはようございます。一昨日寺坂農園で社内開催した『アスパラご苦労様&メロン総決起集会焼き肉大会』のバーベキューパーチーが盛り上がり、焼き台が一緒だった女性季節スタッフ2名にガンガンビールを飲まされて(自主的に飲んだのかも…)やられてしまい壮絶な二日酔いからようやく回復し元気に今日の日を迎えた寺坂祐一です。
あー、生きててよかった。
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写真は過日6月3日。
ホワイトアスパラガス収穫直後、遮光シートを上部にたくし上げてマイカー線で縛り片付けている作業です。
これがスピード勝負でして…。
収穫終了後、そのまま遮光シートを掛けたままだと、アスパラガスって一日に15cmぐらい伸びるので、その分ホワイトアスパラガスの成長エネルギーが無駄になってしまいます。
これから株を大きく育て養成させるためにも、すぐに光を当てて今度はグリーンアスパラガスとして日の当たる場所でまっとうな人生を歩んでほしい、という親心であります(何を言ってるんだか)。
すぐに光を当てた後は、10cm以上伸びた中途半端な長さのホワイトアスパラガスを根こそぎ収穫します。
それは、10cm以上伸びたホワイトなアスパラガスは、光が当たってもこじれてしまい、まともなグリーンアスパラガスとして成長してくれないからです。
経験上なんですが、10cm以下のホワイトアスパラガスなら、光が当たるとちゃんとグリーンになってスクスクと成長してくれます。
この25cm以下10cm以上の最終の最終で収穫したホワイトアスパラガスは、光が当たっているので光に反応し光合成を始めているためかピンク色になってしまいます。
これは、スタッフ全員に分けて「最後のピンクアスパラガス」として食してもらっています。
この作業の後は、礼肥をしっかり散布して畝間を浅く中耕し、アスパラガスの生長を促していきます。
来年は収穫10年目。
しっかりと茎葉を育て上げて、来年もおいしいホワイトアスパラガスを収穫・全国発送できるようファイトですっ
写真3枚目の「謎の白いもさもさ」は、アスパラガスの種が落ちて発芽し、遮光状態なのでこのような姿になっています。
ホワイトアスパラガスの遮光処理終了!というお話でした。
今日も一日、二日酔いから解放された喜びをかみしめながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。