「社長ぉ~、ミニトマトの苗、葉っぱがクルッとよじれてるんですよ~。病気でしょうか?見てくれませんか?」
やっべ!まだセル苗段階で病気発生か?
こりゃぁ、先が思いやれるなぁ。
つーか、俺メロンしかわからないけど…。
おはようございます。メロン畑を耕すのに3日間トラクターで体をよじって乗り続けてたら腰痛が酷くなり、大好きな針治療にいきたくてしょうがない寺坂祐一です。
ミニトマト「ほれまる」が12cmポットに鉢上げされて3葉期?までに育ってきましたー。
こんな感じで良いのか?初めてでわからない…😅
んで、冒頭の話ですが、
ミニトマト「ほれまる」担当、若い女性スタッフの朝友(のぶとも)さんが(以下、彼女をニックネームの『ノブトマト』とする)メロン作業中に深刻な顔をして相談されたんです。
「おいおい、もうはや病気に?俺にわかるかなー。まずは見てみるわ」
ノブトマトさん「お願いしますー」
早速私はメロン育苗ハウスに並んでいる、200穴セルトレイで2葉期のミニトマト苗を見に向かった。
あ、10日前の話ね。
やばいなー。トマトの病気なんて全然知らないよ…。やっぱりトマトをメロン苗と同じ環境で育てたのが悪かったのかな…。高温?多湿が原因かなぁ…。
トマトの苗を見てみると、確かに葉が上にクルッと巻いていてヨレヨレしている。
ん?!セルトレイの土を見てみると、カラッカラにかわいているじゃん。
ただの過乾燥じゃんっ!😱
ちゃんと水やってよ。つーか、見たらわかるだろーっ!!
そう、農業初心者によくあるミス。セルトレイ育苗の後半は苗が大きくなると葉からの蒸散量が増え、日照りによる土の乾燥と相まって、日が照るとあっという間に乾いてしまうのだ。
セルトレイ育苗後半は&晴天時には、3時間おきレベルで見に行かないと一気に乾燥して萎れることがある。
トマトは萎れても水をあげればすぐに復活するけど、昔にイチゴの苗で乾燥で葉を萎らせて復活せず、こじれた苗を作った悲しい経験をおもいだすわ。
ミニトマトに水をあげると、すぐに元気になりましたっ!👍
ノブトマトさんを見つけた私は
「おい、土がカラッカラに乾いてた“だけ”だぞ」
「えぇ~!マジですかーっ」
木を見て森を見ず。
ならぬ
葉を見て土を見ず。
である。これも経験だね!一瞬の気の緩みが苗の全滅になることもあるので、気をつけなければ。
でも…。ノブトマトさんは去年から一冬。熊本県のプロのトマト農家へ研修兼ねて働いていたのに…。
「熊本で一冬、ミニトマトやってきただろ。何を学んできたんだ」
「だって、もっとトマトが大きかったし。苗を育てるは初めてなんで…」
不安になってきた社長(私)。
「おいおい、これから大丈夫か?畑にトマト植えて大きくなってきたら『社長ぉ~、赤い玉が付いてきたのですが病気でしょうか?』とか言そうなんだけど…」
「そ、それは大丈夫ですよーっ!💦」
ノブトマトさんを筆頭にスタッフみんなでミニトマト栽培を学びさらなる精進をしていこうと誓った出来事でした。
甘いおいしいミニトマト「ほれまる」。新しい作物にチャレンジは楽しいです。楽しみです。早く夏にならないかなー。
それでは、今日も苗の水やりに気を配りながら、自分と自分の周囲の人がより一層豊かになるよう、自分の能力を発揮します!(^^)/
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