発酵完成したボカシ肥料を粉砕せよ!

こんにちは。寺坂祐一です。

日天乾燥し発酵を止めたボカシ肥を『土通し機』にかけて細かく粉砕&ゴロゴロを取り除きます。

すんごい面倒くさい作業なのですが、これもおいしいメロンを産直するために必要な仕事。

メロン畑で100mハウス内で成長が均一に揃ったメロンを育てるためには、各作業を均一にまっすぐにしなければなりません。

もちろん、肥料を散布するときもハウス内に均一に散布しないと、肥料が落ちたところ落ちなかったところで生育に差がつき、栽培管理作業が難しくなります。

んで、手作りのボカシ肥料なので日天乾燥が終了したときにボカシ肥の塊『通称:カビパン』ができてしまうんです。パンのような塊だ。

カビパンをそのままに計量・袋詰め作業して保管し、メロンを育てるときに畑に肥料を散布する農業機械『ブロードキャスター』に投入して散布始めると…。

このカビパンが、肥料落下量調整する穴に詰まり、肥料が出なくなったり。逆に、詰まりが解消されたらドバッと出たり…。

このボカシ肥料を均一に畑に散布することができなくなるのです。手作り発酵肥料だからこその問題発生なのだ。

そこで!この中古で1万5千円で買ってきた

サークル鉄鋼製の土とおし機が大活躍。

こいつに固まったカビパン状態のボカシ肥投入すれば…。見事粉砕!細かくなって網目を通って下に落ちて行きます。

それでも粉砕されなかった大きな塊は、この機械の裏側に排出されてくるので、それは別に袋詰め保存し、大根や白菜、アスパラガスの肥料として手撒きして使用します。

すべては、おいしい甘いメロンを育て全国に産地直送するために。

臭くてホコリがすごい劣悪労働環境で、みんなで頑張っています。みんな、ありがとうね!今年も社長は感動メロンを育てまくるぜっ。

さぁ、次はこの育苗ハウスの中をきれいに片付けて、メロン育苗の用意です。メロン作業が増えてきました、楽しいです♪

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