「左腕、どうしたんですか?カチコチに固いですよ…」
カイロプラクティックの先生が私の左腕をさわり、驚くように言った。
寺坂祐一です。
昨日、疲れたんで、いつもメンテナンスしてもらっているカイロプラクティックへ行き、施術受けた時のことです。
「あぁ…、メロンです。メロンの収穫作業ですわ。一玉2kg以上あるのを永遠と…」
「あっ、だからかー」
納得したようだ。先生は私の左腕をもみほぐしながら、
「左肩も酷いねー」
「はぁ、収穫の時は左手でメロンを持ち上げて、右手にハサミで切り取るので、左腕ばかりがプルプルします…」
ちなみに、朝の収穫作業は左手でメロンダンベルするので、選果場で箱詰め発送するときは、右手でメロンダンベルやっています。
収穫作業(別名、メロンダンベル作業)で疲れましたが、これもうれしい悲鳴。
採れました。メロンが採れまくったここ4日間。超☆豊作に大感謝です。
とにかく今年は歩留まりがいい。
収穫直前に萎れたり、病気でダウンしたり、ハダニやアブラムシにやられたりと、ダメなメロンがほとんど出ません。
大きさもバッチリ特大サイズ中心。
見た目、外観、網目模様もグット。
甘さが強く、快心のおいしさ。
7月下旬~8月上旬収穫→全国発送するメロンも、最高の仕上がり、かつ、収穫量も最高レベルになりました。
メロンを育てる生産者として、喜びを噛みしめるとともに、ホッと一安心しています。
(まだ、お客様にお届けして「おいしいっ」と喜んでもらうまで、が、志事ですが)
この超☆豊作の要因。
栽培技術投入の徹底や、日々の細かな管理作業、スタッフの丁寧な仕事ぶり等、それはもちろんのこと。
ですが、正直に振り返ると…。
やはり天候がメロンにとって最高に良かったからです。
富良野メロンの収穫期に入った6月中旬からも、メロンにとって良く育つ天候が続きラッキーでした。
日照量もほどほど、最高気温25度ぐらい最低気温は15度と安定して、雨が少ない乾燥した日々が続きました。
最近は北海道・富良野も蒸し暑く、ここ2日間は珍しく熱帯夜なのですが…。
日中は、毎日ほどよく曇り空がつづく。ときおり2時間ほど絶妙な日差しがあり、これがまた、メロンに良い。
えっと、普通、富良野で30度を超える暑さが続くと強烈な日照をともなうので、この場合はメロンに強烈なストレスがかかります。
ただ日が照ればいい、というワケではないのです。
今年はそんな強烈な日差しにやられることもなく、メロンハウスの中のメロンはとても元気。糖度上昇期に入っても萎れることなく、元気。
さらには、寺坂農園では高温期でも安定して糖度が高く仕上がるメロン品種を育ているので、暑い日が続いても大丈夫。
その品種はサカタのタネさんが育種した赤肉メロン
『エルム』(寺坂農園の商品名はフラーチェ)。生暖かい今朝、メロン畑で糖度計測しても安定して甘く、16度前後もある。
これは寺坂農園だけではなく、富良野メロンの産地全体、メロン農家さんみんな豊作となっており、最高においしい仕上がりとなっています。
富良野メロン、今年は当たり年!です。
太陽、土、気候風土、水の恵みに、心から感謝します。28年メロン栽培をしていて、今年は最高の天候を頂きました。
そして、その恩恵をたっぷり受け取り、快心のメロンをたくさん収穫することが出来ました。ありがたいです。
壮観な絵になりました。ザッと2000玉はあります。メロン直売所に来られたお客様も、この並んだメロンを見て驚かれます。
このメロン達、昨日から8月上旬お届けの富良野メロンとしてを順次発送しています。
早朝からずーっと、毎日、納得の仕上がりメロン達に囲まれて、とっても幸せです。
※これからも収穫が続きますので、お盆前のお届け、お盆期間中のメロン発送を受付できます。ご注文お待ちしています。
この幸せの塊(メロンのこと)。
今日もドンドンこの北海道メロンを産地直送(もっと言うと農家直送)で全国発送していきますー。スタッフみんなと共に、今日もやんぞーっ!
あなたの町のスーパーやお店で富良野メロンを見かけたら、今年は当たり年ですぞ。よろしくお願いしますーっ。
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。