メロン畑を耕すタイミング『最適な土壌水分』を見極める!

はい、最近ちょっと人気が出てきているように感じる【メロン栽培マニアックス2019】です😊

こういう深掘り投稿は、どうしても一部から批判・悪口が聞こえてくるのですが(想定内)、いろんな方から

「あれはおもしろい!」
「そこまでやっているとは知らなかった」
「大変な作業ですねー」

農業PRになっているみたいで、うれしいご感想を多数頂いています。ありがとうございます。

メロン栽培のこと、農業の現場が少しでも伝わると、食べる農産物のおいしさも変わってくるのかなーって。

富良野メロン産地全体の人気と知名度アップに貢献できれば幸いです(^^)/

さぁ、今日もマニアックですよー♪

「メロン畑を耕すためにトラクターを入れるタイミングとは?」

について、農業とメロン栽培を学ぶ為に働きに来た2名に解説しているところを動画でお伝えします。

この判定法。見極め方。
地元の先輩農家さんから25年も前に教えてもらった手法なんです。

大昔、寺坂農園のメロン畑は、実は泥炭地といって湿地帯。湿原…だったらしいです。

その湿地に山から粘土を運び(馬そりだったらしい)、客土をして今の農地があるんです。先祖様、すごいっす。

泥炭土+20cm粘土を客土、という、メロンにとって余り良くない農地なのですが、いろんな技術的耕手的対処で、甘い美味しいメロンを育てています。

その一つが、今回の『耕す時の土壌水分の見極め方』です。

ちなみに、これは当農園の土地条件のお話で、黒ボク土や火山灰系、砂壌土や関東ローム層に当てはまるかどうかは、わたしにはわかりません…😅
どうかご理解を。

土壌に水分が多すぎた状態で耕すと、土がゴロゴロに練り潰されます。

土壌が乾きすぎた状態で耕すと、サラサラの粉状になって団粒構造が破壊されます。

その中間、適度な土壌水分の時にトラクター+ロータリー耕をやれば、理想の団粒構造が発達した土になっていきます(堆肥を入れたり有機物の投入も必須)。

だから寺坂農園では、メロンハウスにトラクターを入れるタイミング、すんごく気をつけているんです。

すべては、甘いおいしい、食べて感動するような、また食べたくなるようなメロンを育てるために!

今日もメロン作業をみんなで積み重ねていますー。

今日は、アスパラガスの選果場の片付け&メロン選果場のへのチェンジ!に全力ですーっ