来年春の芽吹き、収穫が楽しみだ。
今日は11月12日現在のグリーンアスパラガス、畑の様子をお伝えします。
ひっさしぶりの畑・農場の投稿です。
今畑の方は、細々した片付けやパイプハウスの補修作業を続けているところ。雪が積もる前に終了しそうです。
メインの作業は、秋野菜にんじん・ジャガイモ・カボチャ・タマネギのお取り寄せ通販・発送作業です。
で、実は33棟中、2棟のパイプハウスがビニール(正確には農PO)がかかっているんです。
それが、グリーンアスパラガス畑とホワイトアスパラガス畑、です。
現在、アスパラガスは養分転流期。
大きく樹に育ったアスパラガスは、この冷え込みがきつくなってきた10~11月は成長を止めます。
光合成によって生み出された同化養分(糖)を貯蔵根にどんどん転流させ蓄え、翌年の芽吹きに備えるのです。
この養分転流がうまくいくと、アスパラガスの茎葉が黄金色!に紅葉していきます。
秋に斑点病や茎枯病など、病気を付けちゃったりすると、このきれいに黄金色にならず、赤茶けた枯れ方をしていきます。
この時期にアスパラガスの草丈・樹が大きく育たずに早期に赤茶けた色に枯れてしまったりすると、秋の養分転流量がすくなくなるので、来春の収穫量が少なくなるのです。
だから、夏~晩秋にかけてのアスパラガス栽培管理、結構本気!なのです。
夏に屋根のビニールを撤去すれば、水やりも温度管理も無くなり仕事はラクなのですが…。
晩秋までビニールを掛けた状態で、温度管理・灌水作業・農薬散布などの栽培管理を続けて、理想の樹勢を11月まで維持させ光合成→同化養分の転流最大化を目指します。
今回紹介したアスパラガスハウスは、樹の大きさ、病気の空くなさ、養分転流状態も良好なので、来年は太いアスパラガスがたくさん芽吹いてくる…ハズ!
ワクワクしますねー(^^)
品種は、左側がアディカス、右側がガリバーです。どちらも言い生育しています。
ちなみに、種を播いたのが昨年3月で、2年目のアスパラガスの樹です。3年目の来年、豊作を願うばかり(^∧^)
もう積雪期にはいるので、雪でビニールハウスが潰されないように、近日中に屋根ビニールを片付けます。
寺坂農園がお取り寄せ通販でお届けするお野菜の中でも、2番人気で評価・評判がすっごくいいのがグリーンアスパラガス+ホワイトアスパラガスのセット。
メロン農家ですが、アスパラガス栽培にも本気です。富良野地域で育つ野菜の人気をドンドンアップさせていきますよ!
では今日も一日農業を通じて、自分と自分の周囲の人がより一層幸せになるよう、自分の能力を発揮します!
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