「収穫したら野菜が足りない!
どーしよう…たくさん注文分が残ってる。
そんな時、どうするんですか?」

わかるー!メッチャいい質問。
収穫量は常に不安定。
実際には収穫してみないとわからい。
それが農業だ。

どこまで注文受けたらいいのか?
どこで注文ストップしたらいいのか?
足りないとき、
お客様にどう説明したらいいのか?

農家の通販で一番悩ましいところです。
苦労する、心労が絶えないところです
ほんと、よくわかります・・・(>_<)

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一昨日の10日土曜日は札幌へ。
北海道農業法人協会 のぶし経営塾
農業法人従業員&若手経営者向けセミナー

にて、直販・通販に取り組む農業経営を
お話しさせていただきました。

ものすごい大雪の札幌でしたが
24名も全道からご参加。

いつもの講演内容で、なぜお客様は
農家からお取り寄せするのか?
等について3時間もマシンガントーク
してきました(^^)/

あー、しゃべった、しゃべった(^^)
で、冒頭の話は、最後30分ほどの
質問コーナーでのお話でした。

・後払いって、回収大丈夫?
・クレーム対応ってどうするんですか?
・任せた仕事でスタッフが失敗したときは
どうするんですか?
・お客さんを増やす方法を教えてください。
・たくさんのスタッフを、この人不足
どうやって集めているんですか?

などなど、たくさんのご質問に
答えさせていただきました(^^)
で、その中から今日は冒頭の

「収穫したら野菜が足りない!
どーしよう…たくさん注文分が残ってる。
そんな時、どうするんですか?」

という、農家の通販ならではの悩み。
この辺って自然環境・天候・技術に
常に左右される変動要因。

とってもむずかしいよね。
たとえばメロンのご注文お取り寄せを
収穫予定数量分、注文受付した。

したっけ、実際に収穫したら…
台風の大雨で排水路が増水し
メロン畑が水に浸かって全滅…とか。

春は寒くて、メロンが小玉傾向に。
ご注文受けている大玉がたりないとか。

今年だと、トウモロコシの通販を
たくさん受付していましたが、
収穫直前、鹿と熊にみごとに食べられ
まぁ、食害ですね(>_<)全滅したり…

常に想定外、が、あるわけです。
あ、その反対に・・・
予定数量分の注文を受け付けて
通販注文受付をストップ。

実際に収穫したら大豊作ですごく余った!
なんていうこともあります。
えぇ…あります(-_-;)

注文を受け付けていて
「ごめんなさい、お届けできません」
って連絡したら、お客様怒ります(-_-;)
首を長ーくして収穫・お届けを
お待ちしていますから・・・

グリーンアスパラガスのケースですが
露地のグリーンアスパラガスが
遅霜の被害で、畑で凍結。全滅。

「すいません・・・
霜にやられてお届けできません」

っていったら、
「霜って何よ!!どーするのよ!!」
ブチ切れるお客様もいます(T_T)

工業製品やサービスのように
供給力が変動するのが
農家通販の悩みなのです。

で、私たち寺坂農園での解決策が…
『【仮注文】で、受け付ける』
なのです。

説明します。
・メロンの収穫量、
7月中は1000玉予定だとします。

・6月から予約注文を受け付けますが
7月お届け分は安全係数をかけて
当農園では800玉受付いたします。

・801玉~1000玉までは【仮注文】
として受付します。トークは

「ご注文いただいたメロンですが、
今たくさんの予約注文をいただいてまして
お届けできるかどうかギリギリの所です」

「実際に収穫し、
豊作だとお届けできるので、
もしよろしければ【仮注文】という形で
受付させていただいて
よろしいでしょうか?」

「もちろん、
足りなくて発送できない場合は、
すぐに連絡させていただきます」

こんな説明をさせていただきます。
これだと、絶対に必要なお客様は
他のお店で買わなければならいので
ご注文無しに。これでOK。

「大丈夫、豊作を願って
楽しみに待っているよー」

そんな神様のようなお客様には
心から感謝(^∧^)です。

これで、クレームもトラブルもなく
収穫数量の変動にもある程度耐えれる
通販業務が出るのです(^_^)v
すごいでしょ~。

いかにお客様に迷惑をかけずに
期待を裏切らずに、受注・発送
するのがポイントですね。

ちなみに豊作予想だと
1割増しの1100玉
ぐらいまで仮注文を受け付けます。

余ったら、受付断った分だけ
機会損失=利益減に。
これは避けたい。

せっかくの豊作、たくさんのお客様に
おいしいっ!をお届けしたいですね。
だから受注数量はよく見ながら
受付業務を進めていく必要があります。

そのためには受注の実務部分
販売管理システムの整備も必要に
なってきますね。

数が少ないときは、
エクセルとメールソフトで
がんばって積算し乗り切りましょう。

農業法人会で講演し、
その質問にお答えしたお話でした。

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大塚ファームの大塚早苗さんと。

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↑河合さん 酪農学園大学に講演で呼んでくださいねー

 

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↑砂川の中道さんと。彼は伸びるわー!

では今日もたくさんの
仕合わせを生み続けましょう♪
(^_^)/