あぁ・・・、調子が悪いなぁ~(-_-;)
すべてのメロンが順調に育つ。
なかなかそうはいかないのです…
おはようございます…寺坂祐一です。
今日はテンションが低い投稿です…
現在メロンは32棟の内12棟で
メロンが元気に育っています。
皆さんにこのページを見て頂いて
「順調ですね!楽しみです」
コメント頂けるのがとてもうれしい!
のですが…
1棟だけ非常に生育の悪いハウスが。
19番のメロンハウスです。
『ガス害』が発生し、根がやられて
しまって、生育不良です。
がく~ん・・・(>_<)
かなり気をつけているのですが、
しばらくぶりにまたやっちまいました。
ガス害とは、
土の中にある未分解の有機物が
地温の向上と共に
微生物による分解が一気に進むため、
亜硝酸ガスが発生し、根が傷んで
葉が脱色し、生育不良となる状態。
子ヅルの新芽も、伸びてきません。
天気がいいと、萎れます…。
私の気分も萎れます…(*_*)
原因は、昨年秋に耕し込んだ緑肥、
エン麦が未分解だったため。
昨年の秋、
雨が多く水分の多い土の状態で
トラクターで耕し込んだため
土壌中が酸素不足、還元状態となり
有機物(エン麦・ヒマワリ)の分解が
進まいないままに雪解け・春を迎えた。
そこにボカシ肥(これも有機物)を
投入して耕し全面マルチシートをはる。
そして、
植え穴を開けて、メロンを植えます。
天気が良くなり、太陽光が照り
土が一気に暖まると・・・・
分解ガス(亜硝酸ガス)が発生し
そのガスが植え穴に集中し
メロンがやられてしまいます…(T_T)
こうなると
『天気がいい』
↓
『ガス害発生で生育が悪くなる』
『曇りや雨の天気が続く』
↓
『ガスの発生が減り生育が良くなる』
という、矛盾した状況に。
そのつらさを私の表情で表現しました。
対策としては…
・有機物の分解が収まるの待つ。
・栄養剤(薄い液肥)を株元に灌注。
・栄養剤を葉面散布する
(根から養分が据えないため)
・全面被覆しているマルチシートの
メロン通路部分をめくってガス抜きする。
・ひどく傷んでいる苗は植え替えする。
・全面被覆しているマルチシートの
メロン通路部分をめくってガス抜きする。
・ひどく傷んでいる苗は植え替えする。
頑張ってくれぇぇ~!!
心から叫んでいます。
昨年秋のちょっと無理した作業が
翌年春に大きな悪影響になる。
農業は技術。
そして
永遠と続く適期適作業の積み重ねが
理想とする生育・収穫に結びつく。
あらためて身にしみました。
今日は調子の悪いメロンのお話でした。
それでもっ!
今日もハリキッテ生きましょう♪
(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。