山田式pH測定具を使って
メロン畑の石灰必要量を見極めます。
おはようございます!寺坂祐一です。
メロンの生育に適したpH(酸性度)は
6~6.5なのです。
酸性過ぎてもダメ。
アルカリ性過ぎてもダメです。
微量要素の吸収障害が起きたりして
メロンの生育がよくありません。
まぁ、土の健康診断ですね♪
バランスいいのが、一番です。
本当は、収穫が終わった秋に
土壌分析を専門施設にお願いして
いつもはその分析結果を基に
カルシウム(石灰)、マグネシウム、
カリのバランスをみながら
肥料設計して施します。
しかーし!
昨年の秋分析依頼するの忘れてた(^^;)
そんなときに活躍するのが、
【山田式pH測定具】なのさー。
お皿に耳かき一杯くらいの
メロン畑の土を入れます。
そして
pH指示薬をくぼみ一杯に垂らし
ぐるぐるかき混ぜます。
一回泥水になり濁るので、
そのまま5分ほど放置。
すると、上澄み液の色が見える!
その上澄み液の色と
pH色階表を見比べて・・・
畑の土のpHを見極めるのだ!!
これが結構迷ったりして・・(笑)
真ん中の土は、うーん、
pH5.8ぐらいかなぁ~(^_^;)
これ、結構正確なんですよ!
この数字を元に、メロンの生育に
適した”中性pH6.5”を目指して
アルカリ資材(石灰)を畑に
投入していきます。
メロン畑を作る前の大切な作業。
pH測定のお話でした。
では今日も張り切って生きましょう♪
(^_^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。