【怖い病害】うどん粉病
メロン栽培・生産者にとって
これほど怖ろしい病気はありません
おはようございます!寺坂祐一です
今日はメロンの病害について少し。
メロンの病気いろいろあります。
■つる割れ病
■えそ斑点病
■黒点根腐病
■菌核病
■ウイルス病
怖い病気ばかりだわ…(-_-;)
ですが上記の病気は寺坂農園の
メロン畑では、ほぼ発生しません。
理由は、土作りと栽培環境作り。
病害はだいたいですが
『高温』『多湿』『連作』
が原因だと考えています。
その原因から対策をしています(^^)
この辺の話は、ながーくなるので省略
ですが、ですが
当農園ではメロンの栽培環境を
メロンが好む状態にするため、
ビニールハウスの中は乾燥気味。
すると『うどん粉病』が発生します。
はい、乾燥状態が好きな菌なのです
葉や茎が白い粉をまぶしたようになって
急速にビニールハウス内に広がります。
もう、それはそれは3日経ったら
あっという間に広がるような感じ。
この白い粉がついたようになると
葉は養分を菌に吸われ、
どんどん葉が黄色に脱色。
くたくた・ヨレヨレにになって
枯れていきます(T_T)
しかもメロン収穫直前1週間前の
メロンの生育が弱ったときに
一気にこの病害が広がる。
茎や葉が真っ白になってやられた
メロンを収穫し、食べても
甘さはなくて美味しくない(-_-;)
過去には、
「あと一週間で収獲だなぁ~♪」
と、喜んでいたら、一気にこの病害が
広がり、全滅した経験、あります。
あ~、怖いわぁ~。
今でも、ぽつぽつと写真のように
一部でますが、ほぼ押さえきっています。
櫻井農場長の栽培技術力です。
うどん粉病の特性を理解し
予防と発生した場合の対策がバッチリ。
8月に入り気温が高く、
うどん粉病が猛威をふるう時期ですが
甘いメロンがたくさん収穫出来てます。
9月上旬の最後の最後のメロン収穫まで
油断できないメロン栽培ですが、
いままでの辛い体験がすべて技術となり
役立つんだな~、と感じます(^^)
メロン栽培の失敗経験は、
誰にも負けません!(笑)
今日は『うどんこ病』のお話しでした。
では今日もハリキッテ生きましょう♪
(^_^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。