まったく知らなかったのだが…

これは名書らしい。

090601_1431~01

『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル著 新版

第2次世界大戦中に、ユダヤ人で心理学者のフランクルさんが
ナチスに捕まり、強制収容所での非人道的な扱い、暴行
飢餓、強制労働など…極限を生き延びたとき、
何を感じたのか。
自分の心の中に何が起きたのか。

その体験を心理学者の視点で語られる
すごい話でしたよ。

暴行してカズ室で大量殺戮するのも人間だし
少ない食料を、弱った仲間に分け与えるのも人間。
どちらも人間だ。

心理学者が収容者として壮絶な体験をしながら

人間とは何者なのか?

人の心世界とは。

真の自由はどこに?

なぜ人は存在するのか?

すごく力のあるお話です。

一気に読んじゃいました。

一回読んだだけじゃ、あまりにもすごい話なので
よくわかんない…、衝撃がすごすぎて。

すこし時間をおいて、また読んでみようと思います。

良い本に出合えて、良かった。