「命がけ」の一面有り。かなり必死で、ビクビクもんでした。

5月は疲れました・・・。あぁ、また僕、ぼやいている(反省)。
農民である以上、仕方がないのだ。と、いうか、当たり前なのだ。
北海道の農業は春が短い。4月上旬に雪が融けて、通常畑に入れるのが4月下旬。緑が動き出すのは5月中旬くらいからなのです。
春の撒き付けの季節。ほぼ1ヶ月間しかないので、そこに一年分の作付けメニューが入るから、まさに忙殺なのです。
当農園はそれにプラスして施設園芸農家なので、雪のある頃から取り組んでおり
いま、ちょっとひと息つける、と、いったところです。

6月収穫の初物メロンは順調に生育しています。が、7月収穫のメロンは、植え付け時期の四月下旬~連休にかけて強烈な寒波が来て、メロンの生育に影響しました。全道的に4~5日遅れの収穫になりそうです。当農園も例年ですと7/10日頃からとなっていますが、15日頃から発送開始と、遅れてしまいそうです。
管理に最大気を配ったのですが、太陽の恵があっての健全な生育。無念です。

5月にあった今年最大の最大のピックイベントが「直売所カンバン掛け替え」。
悩みに悩み、苦労した力作です。約6畳分の大きさ。鉄骨フレームで板張り張り、立体文字のカンバン作りは手間がかかって大変でした。しかも設置まで自分達。足場を組んでの高さ6mの高所溶接は初めてで怖かったです。
ですが、おかげさまで無事完成しました。
デザインをしてくれた先輩や、文字の切り抜き、重機使いできる父、設置方法にアイディアを貸してくれた友人、そのほか、いろいろな人ののおかげでの完成でした。
一生一度の人生ですが、自分の人生で、こんなすばらしいカンバンを手作りで掲げることができるなんて、夢にも思いませんでした。
なんせ小さな一農家ですので、百ウン十万もかけてカンバン屋さんにお願いできないし・・・。
これで、直売所にたくさんのお客様が来てくれたら、嬉しいなぁ。
「一番大切なのは、おいしいメロンをお届けすること」ですが、自分の直売所に立派なカンバンがあるのは、嬉しいものです!