男も圧倒される、特攻服少女たちの生き様



【特攻服少女と1825日】辻村深月さん著。1980年代後半から90年代前半頃、自分が20才頃にタイムスリップした感覚になったよ。

おはようございます。秋の夜長、積ん読を消化し続けているメロンおじさん寺坂祐一です。

この本、すごかった。
まさに、生きていた。
それがビンビンと伝わってくる。

~裏表紙から引用~

「日本の景気が狂ったようによかった1980年代後半~90年代前半、不機嫌な不良少女達が特攻服をなびかせ、日本全国で暴れていた」

あった!そういう時代あった。僕が高校卒業して農業に就いた35年前、暴走族とかレディースとか全盛期だった。

懐かし~。と思いながら、ドキュメンタリー・ノンフィクション本が大好きな私は読み進めました。「こんな世界があったんだ!」と、一気読みでした。

■率直な感想。
社会や学校からはみ出した少女、レディース達。彼女たちのストーリーからすごい若き闘争心を感じた。

※これは私自身の感じ方・捉え方です。

人って、「女性性と男性性」ってあるでしょ。女性だからって女性性100%じゃなくって、男性性も持ち合わせていて人格が成り立っている。男性も同じで、男性性と女性性を持ち合わせている。

ちなみに僕の場合、AIで比率を分析してもらったら

「寺坂祐一さんは男性性6割:女性性4割で、経営者に向いている性バランスを持っています」って分析されたわ😅

んでね、この本に出てくるレディース達、総長のストーリーを読んでいくと

「すごい!男性性のエネルギー全開じゃん😳」

もうビックリ。男の私でもビビるぐらい、ものすごく覚悟ある。やることなすこと性別を超えた闘争心。若きエネルギーに満ちあふれ、しかも輝いている。でも「女の子らしさ」もあって…。

あの頃のレディース達。そのルール。生き様。歴史…。すんごく興味深く読み込んじゃいました。

後半には、当時、特攻服を身にまとい町をさまよったレディース達が、今、どのように生きているのか?そこまで追っかけている話しが興味深かったです。

この本、歴史書なのかもしれない。当時のレディース達の生き様に興味がある方は是非。

今日は【特攻服少女と1825日】辻村深月さん著を読んだよ!というお話しでした。

では今日も一日、笑顔で元気に!彌榮っ( ^_^)/▢