海はモーゼが割った。
メロン畑はB藤さんが割るっ!
神よ、彼に力をっ🙏

お待たせしました【メロン畑準備作業⑦】通路掘り作業です。

おはようございます。やっぱりメロンを畑に植えたら日々の緊張感がマシマシな日々ですね~。メロンと共に生きる日々。

換気遅れでハウスの中がアチチ状態になり、生育に影響したら大変っ!

今(6:13)からメロン育苗ハウスのトンネル開け&メロンハウスのトンネル開けに行ってくるメロンおじさん寺坂祐一です。

6:47、今PCの前に戻ってきました。ふぅ。メロン達は順調につるを伸ばして成長しているぞよっ。

畦&通路を作る理由。
メロンハウスの中央をわざわざ掘り上げて整地して畦を作るこの作業。マジでめんどくさい😅

秋になったら埋め戻し作業も発生するしで。

5年ほど前は、この通路掘り作業をやめて平畦(真っ平らなメロン畑)で3年ほどやってみたのですが、やっぱり通路は掘り下げて畦(メロンベットともいう)を作った方がいい、ということでこのやり方を繰り返しています。

メリットは6つ

・中央(通路)を掘り下げることによって、土の中に空気(酸素)が入りやすくなる=根の張りが良くなる。

・地温が上がりやすい。
若干ですが、土が盛り上がっている分太陽光が当たりやすいので、地温が高くなります。

・畦(メロンベット)が高くなることによってメロンの生育環境が良くなります。乾燥しやすくなるということです。各種病気が減ります(耕種的防除という)。

・通路灌水ができる!
中央が溝になっているので、メロンの生育ステージで「ここぞ!」という時、通路に大量の水を流し込む「通路灌水」という技術が使える!平畦だとこれができない。ただの洪水になってしまう。

・排水性がアップ!
正確には、土壌の排水性というよりは「乾燥性がアップ!」が正しいかな。収穫期に入る前に水切りがやりやすいので、メロンのおいしい品質アップしやすいです。
メロン栽培は水はけ命、っす。

・整枝、収穫などの作業性がアップ!
通路でしゃがむと、畦が高くなっている分(約25cm高い)腰をかがめる負担が体にかからないのでラク。作業性が大幅向上なのであります♪

●デメリット
・めんどくさい作業だ。とにかくめんどくさい(笑)

・この管理機+跳ね上げローターでまっすぐに掘るのは職人のワザ領域!曲がったらスコップで手直ししなければなりません。あー、めんど。

・この土を舞い上がるように掘っていく作業。服装でちゃんと防護しないと背中やらポケットやら鼻の穴の中まで舞い上がった土が入ってくる(笑)

・掘ったら、その盛り土をトンボを使った手作業で整地するという作業が増える。シーズンで長さ100m×2列×25棟を手作業で整地するって…。

・通路部分に雑草が爆生え!しますので、雑草取りや有色マルチを使った抑草など対策が必要。

・畑が乾燥しやすくなるので、メロン栽培期間中の灌水量と灌水回数が増える。これも手間だけど、逆に言うとメロンの生育コントロールができる、ということなのだ。

・収穫後、畑を平らに戻さないとならない。これもまためんどくさいけど大事な作業。畑の均一性の追求はプロ農家の基本なのだ。

こんなところかな。
この作業を担当してるスタッフB藤さん、今年の初めはぐにゃぐにゃに曲がって掘っていましたが(スコップ作業で大幅修正)、今ではプロ級。まっすぐ均一に掘り進んでおり頼もしい存在です👍

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うーむ。この作業一つ「メロン畑通路掘り作業」だけで1500文字も書いてしまう私はアホなのか?ヒマ人なのか?・・・

さーっ、今日はメロン定植作業第4回目です。メロンハウス3棟に約900本の苗を植えます。明日は筋肉痛決定だ。やんぞーっ✊

では今日も一日、笑顔で元気に!彌榮っ( ^_^)/▢