冬の準備、着々と。
メロンハウスの今です。
フィルムは巻き上げて、中ではライ麦が育っています。



霜も降りるようになった
先日、雪がちらついたしな…。
そんな中、積雪前の片付け順調です。

おはようございます。もう金曜日か…。今週は火曜日の夜が「農業始めたい人の学校」講義。

水曜日の夜は「農業学びの会」の方10名ご来園2時間農業談義→5時間懇親会(ちょー盛り上がった♪)。

んで、昨夜は日本農業経営大学校でのオンライン講義とハードな1週間でちょっとヨレヨレですが、今日も天気がいいのでメロン畑土作り作業に気合いが入っているメロンおじさん寺坂祐一です。

えっと、たまには真面目に農業投稿しようっと😆

メロンハウス27棟、すべて片付け完了。畑に菌活堆肥を散布し、越冬ライ麦の種を撒き浅く耕転。

見事に発芽して緑のじゅうたん状態、ご満悦な私でございます😊スタッフさん達、お仕事上達したなー。

この越冬ライ麦は、なんと!冬になっても雪の下になっても枯れない!耐寒性越冬性抜群のライ麦(品種R-007:品種名 ウィーラー)なんです。

積雪前で寒い11月でもグングン成長するたくましいヤツなのだ。根も良く張って土の団粒構造生成を促進するし、晩秋~翌春にかけて上部乾物重量(有機物の量)も確保できるし!

片付け仕事が遅い当農園にとって、とってもありがたい緑肥作物、土作りの味方なのであります。

順調に生えそろい、生育良好っと。



「冬の間、ハウスの天上フィルムはどうするんですか?」

よく聞かれる質問です☝️
11月に入って、湿ったドカ雪が降り積もるとメロンハウスはクシャッとつぶれてしまいます。

なのでなので、積雪期が来る前にすべてのハウスのフィルムは天上まで巻き付けてしっかり縛り、雪でつぶれないようにしています。

天上フィルムを剥がして格納庫に片付けない理由は…。100~120mもある農POフィルムを剥がすと重さ100kgぐらいある?!

それを34棟分たたんで運んで格納して・・・って言うのは現実的にムリなのです。なので、そのまま各ハウスの天井まで巻き上げて固定。これで冬の準備完了なのです。

もう一つ、目的がありまして。
メロン畑の土をたっぷり雨や雪解け水にさらす。浸透させる目的があります。

そうすることによって、余分に塩分集積した成分が洗い流されたり、雨水で微生物が喜んで活動してくれたりするので、1年のうちに一定期間は雨ざらししてあげるのも大事な土作りなのです👍

天上フィルムが巻き上がって「これで雪が降っても大丈夫!」っていうメロン畑を見ると、ホッとします。スタッフさんありがとう!です。



■それでも、まだ片付けしていないハウスが5棟ありまして…。抑制ミニトマトが2棟、これまだ収穫しているし。

#ミニトマトほれまる全国発送まだできます
#実はこっそりカート開けてた
#今年最後のほれまるです

残り3棟はメロンハウスで、これは客土をするためにまだ天上フィルムがかかっている状態なのです。

ハウスがかかっている状態で客土作業するのがベスト。雨で土が湿った状態で、客土作業でトラクターバンバン繰り返し走ったら土をカチカチに固めてしまう。

晩秋になると日照も短いので、畑の土が一度大雨にあたるともう乾かない季節なのであります。

ですので、土作りの一環として客土をするメロンハウスはフィルムを掛けたまま。今日からその客土作業に入ります。

ドカ雪降る前に、客土とミニトマト収穫発送が完了してハウスフィルム巻き上げ、片付け完了するようにファイトです。

今日は真面目に農業のお話しでした。

では今日も一日、今日は早寝するぞ!と心がけながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します!彌榮っ( ^_^)/▢