炭素の循環じゃ♪
土の中の微生物を活発化させ根圏環境を整え、来年おいしいメロンがすくすく育つ土にすべく。
5日ぐらい前、よーやく最後のミニトマト「ほれまる」ハウスの中をキレイに片付けしあげました。
おはようございます。今日は講演のため熊本への移動日。旭川空港→羽田→熊本空港→レンタカーで熊本県植木町へ行きますが、羽田空港でビールを我慢することに全集中しているメロンおじさん寺坂祐一です。
作業風景、見て。この頃雪がモサッと降ったんでミニトマトハウスの上には雪が積もったままで、薄暗く寒いっ🥶のさーっ。
■1枚目。
トラクターにフレールモアーを装着。ミニトマトの茎葉残渣を細かく粉砕します。
これは、耕して土にすき込んだミニトマト残渣を土の中の微生物が食べやすくするために、だけに、丁寧に粉砕します。
人で言うと、離乳期頃の赤ちゃんはご飯粒食べられないから、おかゆにして食べさせる、みたいな気持ちでいます。
トマトの残渣・茎葉を圃場外に持ち出して畑をキレイにするのが一般的?!なのかなぁ。どうだろ。
私としては、トマトの残渣・茎葉は重要な有機物!炭素源!土中微生物のご飯なのだ。もったいなくて土中に混入させて微生物群を喜ばせたいのです。
もっとも、当農園は連作を考える必要がなく、来年春の次作はもちろん!メロンなので。メロンの根がすくすく育つ微生物多様な生物性、栄養分としても、ミニトマト残渣は細かく砕いて耕したいのであります。
■写真2
次は寺坂農園自家製謹製・菌活堆肥を散布。まさかスコップ手撒き。昭和かっ?!😅
この菌活堆肥の説明を始めたらまた文章が長くなって2000文字超えるから、やめておく。
「あれ?!寺坂はハウスに入るマニアスプレッダあるでしょ?!」そう思うよね、堆肥を散布する作業機、あ、ありますよ。
マニアスプレッダ、自分この前壊しちゃったー😭修理中なのさー。
んで、もうこの雪っしょ。
早く土作りして天井フィルム撒き上げしないと、次の大雪来たら潰れちゃうから、スコップ手巻きなのだ!
この柔軟な作業対応力。
褒めてくれたまえ。
っても、スタッフさんに撒いてもらうんだけどっ😛
この畑、15番ハウスは粘土がキツい場所で地力が低めなので、菌活堆肥の投入量は10a当たり約2トンとしました。
これでさらに土中微生物の活性化が進むはず。もう寒くって地温低く冬眠モードになるだろうけど、すこしは頑張って欲しいところです。
■写真3
仕上げはロータリーですき込み。耕します。土の状態が数年前に比べ、団粒構造化が進みふわふわさらさらした感じになっていて超☆自己満足です。
各種作業機に雪が載っているのが、北海道・中富良野町っぽいしょ?!笑。雪落とすのめんどくさかった…。
以上、ミニトマトハウスの土作り、冬支度のお話でした。
では今日も一日、今日の夕方には植木町のホテルで焼酎飲むぞ!とワクワクしながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう自分の能力を発揮します!弥栄っ(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。