「卸売り取引の依頼が来た場合、寺坂さんの対応はどうしているのですか？」
船井総合研究所：農業経営研究会さまからのご依頼でオンライン講演。その時に参加者から出た質問です。
おはようございます。昨日まで３日間120ｍのメロンハウス3棟を除雪・ビニール掛け作業を敢行。体がボロボロで疲労感に包まれているメロンおじさん寺坂祐一です。
その合間に！過日28日13:00～90分間のオンライン講演。内容はいつもの農家が取り組む直販についてでした。
船井総合研究所さまからの講演依頼は2回目。7年ぶりぐらいかな・・・。嬉しい限りです＼(^o^)／
張り切ってメロン農家が取り組む直販・通販について。お取り寄せするお客様にどう喜んでもらうのか？語りまくりました。
んで、講演後の質問タイムで冒頭の質問を頂きました。
「寺坂さんぐらい有名な農園さんでしたら、いろんな所から『卸売りしてください』って依頼が来ると思うのですが…」
うち、そんな有名なのか？
「そういった場合、寺坂農園さんはどのように対応しているかをしりたいです」
了解っ。今回の参加者は観光農園で有名、かつ成功されている方ばかり。緊張しながらも寺坂農園の対応を答えました。
■寺坂農園は徹底したダイレクトマーケティングを実践しているので、お客様への直接販売が98.7%となっています。
ちなみに、産直ECサイトさんとかECモールさんの利用はぜんぜんOKガンガンやって！なのですが、大切なお客様リストが向こう側にあります（当農園は一切利用していません）。
私の経営で一番大切なのは『お客様』＝『お客様リストの数』となっているのは講演で話したとおりです。
寺坂農園の強さ、一番の要因は『お客様リストを当農園が持っている』ということ。これはB/Sに現れない資産です。
【結論】ですので、卸売りの依頼が来たり、マルシェやイベント出店の依頼が来た場合は『それ、リストが取れるか？』どうかで判断しています。
リスト取り出来ない場合は、その瞬間、数日間稼げる事であってもやりません。
お客様と直接繋がることができ、リストが集まるのなら『多少赤字でもやる！』です。
このようにいつも判断しています。ですので実際に依頼が来た場合はほぼ断っています。
■と答えました（正しいかどうかはわかりません）。質問してくれた方は
「す、すごいですね…。そこまで徹底してダイレクトにこだわっているんですね。わかりました！」
参考になれば幸いですm(_ _)m
船井総合研究所さま、この度は講演の機会を頂きありがとうございました！また参加者さまの観光農園、ぜひ行って学ばせて頂きたいと思っています(^^)
では今日も一日、春のご案内パンフレット郵送袋詰め作業にワタワタしながらも自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します。彌榮っ( 
)／▢
)／▢
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。