メロンの雌花がかなり死にました…orz
おはようございます。農作業に追われまくっていて映画トップガン・マーベリックを見に行くべく目標設定とし頑張り続けるメロンおじさん寺坂祐一です。
【写真1，写真2枚目】
雌花が死んじゃいました。
座死（死に花）といいます。
寒さに当たって咲きませんでした。
寒波に当たってやられちゃったのは第7回目に種をまき7月末に収穫予定の22番と23番ハウス。先月26日の気温31度の時にメロンの雌花が咲き始めて
「こりゃー、いいぞ。良い花咲いているし暑いし蜂さんも飛んでいるし」
って安心していたら翌々日から強烈な寒波が流れ込んできた北海道・中富良野町。
盆地なので放射冷却もあってか最低気温4度！とか。日中も曇天で寒い寒い…。
すると・・・あれだけ元気にはなさが咲き乱れていたメロンハウスなのですが、雌花がしぼみ始め、咲く直前の花は果房が黄色くなり咲かず。
低温による影響です。
さらにミツバチも飛ばないしで
パラパラしか着果していません
あわててポータブルストーブを5台投入×2棟。夜温低下を防ぎましたが時はすでに遅し。座死した雌花は咲くことがありません…。
メロンは「今は寒いから開花させない」って意志強く決めているので1週間は花が咲かず。
最低気温が4～6度という日が数日続いて…。
天候が回復してきたようやく昨日ぐらいから雌花が咲き始めて、ミツバチが飛び始めました。
だいぶん着果が飛んじゃったなぁ。
恐るべしオホーツク海高気圧。
もっと早くストーブ入れれば！と悔やまれる。
前日まで夏のような日々だったので、油断していたことを素直に反省です…とほほ。
着果がそろわず、バラバラに着果しそうなので手間暇が増えてしましますが、今ようやく良い雌花が咲いたことなのでなんとかかんとか、でしょうか。
「シャチョー、今日もストーブ付けますか？」
毎日聞かれました、寒いので。約1週間、毎日10台のポットストーブに給油して夕方点火する作業、スタッフさんたち頑張ってくれました！
今夜からは気温が上がってきたのでストーブ給油・点火作業からは解放です。
あとは今遅れて咲いている雌花にメロンが着果することを祈り、寒気管理作業をしっかりやる！のみです。
メロン栽培はコレがあるから、一発でダメになることがあるからホント怖い作物ですわ。栽培期間中は爆弾抱え続けているような感覚です。
これからどんな6月の天気に、そして夏はどんな天気になるのか？ドキドキしながらも対応策は徹底準備して挑んでいきます。
今日はメロンの雌花が死んじゃった…、というつらいお話でした。厳しいぜ。北国のメロン栽培たるや。
そうそう、この第7回目以外のメロンハウスは絶好調で元気に育っているのでご安心くださいね。
では今日も一日ドンドン志事を進めてトップガン見る時間を作りながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。