よし!メロンハウスの温水ボイラーに入水完了。バルブ全部しめたし、通電もよし。ボイラー点火!燃えた、燃焼状態も良好だぜ!
ぐはっ!!バルブが割れてる~っ
おはようございます。連日忙しくしてるメロン畑準備作業、毎日トラブルが起きるのが通常状態というメロンおじさん寺坂祐一です。
んで、メロンは11回のステージに分けて10日間間隔でメロン苗を植えていきます。
第一回目と2回目に定植するメロン畑は温水ボイラーで地中加温してでの促成栽培。6月下旬~収穫・全国発送開始です。
なのでー、寺坂農園では合計4台の温水ボイラーがあちこちで稼働しているなかで大事なのは『冬になる前の水抜き・バルブ解放作業』。
これを怠ると写真一枚目のような悲惨な状況になるのですまたやっちまったー!!!
もうね、バルブの数だけでもかなりの数があるので念入りに確認している“つもり”なのに『開』にするのを見逃し、そのまま厳寒期に入り凍結→破損→通水したら漏水!パターンへ…。トホホ…。
しかーし!私は自分を信じていない(笑)
こんなこともあろうかと『エポキシパテ水中用』を買ってストックしてあるのじゃ(^^)/
正攻法として「バルブ交換しようかな?」とも迷ったんですが、古くネジ部分のさび付きがひどくパイプレンチで踏ん張ってもビクともしないし
さー、見せてもらおうか。エボキシパテ水中用の実力を!
「水の中でもくっついて硬化し水漏れを防ぎます」って書いてあるけどほんとかー??
まずは破裂部分に金ブラシをゴシゴシかけて、スポンジヤスリでガリガリ削って…。
まずは破裂部分に金ブラシをゴシゴシかけて、スポンジヤスリでガリガリ削って…。
ゴム手袋装着して、エポキシパテを適量切り取って粘土遊びのようにネリネリしまくって、いざ!接着!!
管の割れ目に練り込むように押し込んで全体的にくっつけ、手で押さえ続けること10分経過…。
写真3枚目、と、止まった!
艦長!漏水処理成功しました!!
(気分は潜水艦乗組員です)
すげー、エポキシパテ水中用。
神様がボケ始めたメロンおじさんのために作った接着剤としか思えん。ありがとう!
施設園芸農家に必ず1個は備えておきたい一品ですね♪
これで、おいしいメロン作り作業に集中できるぜホント毎年、メロンハウス内の雪が溶けた後の温水ボイラー点火&通水作業の時はドキドキもんですわ。
今年の秋にはボイラー周りのバルブ解放作業、2重チェックを遂行して再発を防ぎます(って、秋になったら忘れる件)。
では今日も一日、どっかで漏水してないかと怯え警戒しながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。