「とてもそこまで”できない”なぁ」

この言葉、相手が「できない」って言ったとき、ボクはとてもワクワクするんです。

過日1月18日にwebメディア『ザ・オーナー』様によるオンラインセミナーに登壇した動画、無料で公開中です。
おはようございます。ディスク横の金魚水槽を巨大化してから金魚ちゃん達の運動量が増えたのか「エサくれ!」PRがすごくて餌やりの量にビビっている寺坂祐一です。
『直販で1億円!北海道の小さな農園が高利益率を実現した最強の経営手法』という恥ずかしいタイトルでして、興味がありましたら登録無料で視聴できます。
リンクこちらです。
https://the-owner.jp/archives/7567
さて、冒頭の『相手が「できない」って言ったとき、ボクはとてもワクワクするんです』について。
この動画の中でこのことについて話しています。よく人から
「お客さんこないよ。寺坂君どうやって集客しているの?」
とか、
「どうやって売上げを伸ばしていくんですか?」
とか、
「SNSから売上げに繋がらないんですけどどうすれば?」
とか
「登録が増えないんですけどどうすれば?」
とか、
「通販部門を伸ばすって、どうすれば…?」
とか。
経営者の方によく質問されます。そこで私は思いつくままに当農園の取り組みをバーッと説明します。すると相手の答えは大抵こうです。
「とてもそこまで”できない”なぁ」
えっ?!と思っちゃいます。いやいや、そんなに難しい事じゃ…。って思い
「こちらの場合だと○○○して○○○を毎日積み重ねていけば…」
具体的に説明すると、相手は大抵
「それは寺坂君だから出来るんだよ。そこまではとてもできないなぁ…」
ここで会話終了です(^_^;)
最近はこの会話パターン慣れてきまして、相手が「できない」っていったら「そうですよね~、忙しいですからねー」って答えるようにしています。
「できない」っていう言葉。
それは自分の心の中から出てきています。自分で判断しちゃったんです。それによるメリットはコンフォートゾーンにとどまることが出来ること。
挑戦しなくていい。=失敗しないし。
社会が悪い、情勢が悪い、政治が悪い。
そう言っていれば自分の正しさも証明され自尊心も保たれます。
んでも、社会は必ず変化する。
自分が現状維持を選択しても、周囲の人達は学び・挑戦し・失敗という経験を積み重ね実力を付けスキルもアップし、より社会に貢献すべく成長し続けているのです。
自分が現状維持のつもりでも、いつの間にか経営は下降・低迷していくのはむしろ自然と言えるでしょう。
私の実例をお話しします。
3年前の夏、とんでもなくおいしいミニトマト「ほれまる」をはじめて食べたときのこと。
私はおいしさに感動して「これ、来年から作ろう!お客様が絶対喜ぶ!」と思い立ちました。その瞬間、私の中のもう一人の自分が
「おいおい、ムリ無理。うちはメロン産直農家だぞ。忙しすぎてミニトマトどころじゃないよ。絶対にできない」
私にブレーキを掛けてきました。その通り、できない。←あれ?!今、俺、心の中で”できない”って言ったぞ…。
ここで私は考えをチェンジします。出来ないのは普通。では、『もし?できるとしたら?どうすればできるのか?』(ここから妄想タイム突入~)
翌年の夏(2年前)、メロン栽培に明け暮れるかたわらで1棟のミニトマト「ほれまる」の初収穫に成功しました(^^)/
お客様からの評価が高くてミニトマト「ほれまる」が足りず、ミニトマトジュースも着々と人気が高まってきていまして、3年目の今年は増産しなければ!状態に。
この事例が参考になれば幸いです。
んでも、この『できない。でも、もし?できるとしたら?思考法』にはデッカいデメリットが2つありまして…。
○失敗体験がモーレツに増える。
○忙しさが加速する。
ほんと、しんどいよ(笑)
逆にメリットは
○社会の変化に対応できる。
○新しいことに挑戦する喜びを得られる。
○お客様をもっと喜ばすことができる。
○日々充実、成長と達成感に満ちあふれる。
○結果、売上げ利益が伸びる。
こんなところかなぁ。人は成長が大好きな生き物。自分を現状維持にとどめようとしているのは自分自身なのです。だれも、あなたがより成幸することを邪魔していません。
大丈夫です。みんな「できない」って言っているので、やった人だけが次のステージに登っていけます。競合ライバル関係なしの世界へいけます。
ですので、「とてもそこまで”できない”なぁ」←この言葉、相手が「できない」って言ったとき、ボクはとてもワクワクするんです。
単にドMなだけかも😆
興味がありましたら、コメント欄にあるリンク先のインタビュー動画、見ていただけましたら幸いです。
今日はメロン栽培計画!種の量、施肥計画に没頭します。
では今日も一日、笑顔で元気に(^^)/