おはようございます。昨日の夕方に猛烈な夕立が降り「こりゃぁ、トウモロコシに最高の雨じゃっ!」と仲間にお願いして育ててもらっているトウモロコシ豊作の予感ビンビン感じてウキウキしている寺坂祐一です。
メロンの収穫・全国発送が始まったばかりですが、来年のメロン畑用の菌活堆肥作りが始まりました。
昨年から取り組んでいる菌活堆肥づくり。
10tダンプ3台分(推定30t)の牛糞おかくず堆肥を、十勝清水コスモスファームさんから購入。
この堆肥はEM菌で高温発酵させている、さらさらしたお気に入り堆肥なので、わざわざ十勝からダンプで運んでもらっているんです。
このメロンハウス+アスパラガスハウス33棟分の秋に施用する30t牛糞おかくず堆肥を、さらに再発酵させて菌活堆肥へと昇華させます。
発酵菌の餌として米ぬかを2t、カニガラを0.5t投入して放線菌群が爆発的に増えるように。
種菌としてバイオクエン酸液とVS34をセレクトしました。
堆肥にどれだけ資金投入しているのか…、怖くて積算したくないけど経営者なのでしなくては、です
土作りは裏切らない!
が信条です。『土に貯金する』が趣味趣向です
ちなみに『人は裏切る』し…orz 。
うぅ…人間の弱さよ。自分、いつか早くに「裏切ってくれてありがとう」と言える器の大きな大人に、ボクはなりたい。
■話を戻して。
昨年の秋から菌活堆肥作りと施用を始めましたが、今年のメロン初期生育から全然違う。めっちゃ元気で良い。
きっと根が素直に伸びているようです。しかも、メロン地上部にてつる枯れ病・菌核病もほとんど出ません。
5月の天候は低温低日照でメロンハウスは閉め切り時間が多く、湿度高めで推移しているのに殺菌剤は未だ使わずに済んでいます。
昨年は準備期間が短かったために約1ヶ月間の再発酵しかできなかったため、今年は今から発酵処理を開始して3ヶ月ほどかけて完熟堆肥に近づけていきます。
再発酵で大事なのが、空気を混ぜてあげること。
トラクターのフロントローダーを使って新鮮な空気を混ぜてあげると好気性菌が大爆発し、約60度の高温発酵が続いておかくず木質の分解が進み、完熟堆肥と仕上がっていきます。
昨年作った菌活堆肥の余りも種菌として混ぜているので、なんか白い粉を吹いたような放線菌群の発生が早い。発酵も早そうです。
今から来年のメロン作りが楽しみになってきました。
あ、それより今年のメロンがまだまだいっぱい収穫あるんだ。
あ、それより今年のメロンがまだまだいっぱい収穫あるんだ。
甘くておいしく、最幸な後味が続くような幸せ気分を目一杯味わえるメロン作り、探求と実践は永遠と続きます。
今年の作柄は良いですよ!大きさも十分。甘さは最新品種ということもあって甘あまに仕上がってきています。
寺坂メロンの予約ご注文がまだの方は、お急ぎくださいね(^^)/
今日は菌活堆肥作りのお話でした。
では今日も一日、夕方に仲間に育ててもらっているトウモロコシ畑を見に行くのを楽しみにしながらも、自分と自分の周囲の人がより一層幸せに豊かになるよう、自分の能力を発揮します(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。