「大変ですっ！6番ハウスのメ、メロンが割れていますっ！！」
中核スタッフS岡さんが、血相を変えて報告に来た。
「えっ！？割れてるって…」
おはようございます。昨日は天気が良くて汗をかいたのに晩酌のホッピーを飲み過ぎたあげく風呂に入らず寝床に撃沈。自分の体臭のことが気になる寺坂祐一です。
「割れているってなにさ？メロンがかい？？」
専務が驚いて聞き直す。低温による裂果か？カラスが入って突っついたのか？それともネズミが…。スタッフS岡さんは答えた。
「はい。皿を敷こうとしたらそのメロンの表面に、大きなヒビが入って割れているんです！」
「あぁ…。それ普通だから。ネットが発生しているだけだよ」
専務が安堵の顔をして答えました。
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そーだよねー。メロン栽培の仕事・生育の現場みるの初めてだもんねー(^^)
やっぱり…、しばらく続いた低温・日照不足の影響でメロンの玉の縦肥大が弱く、まん丸なメロンが多いなぁ…。トホホ。
この時期に若干縦長な形だと、将来大きなメロンに育ち果実の形も良好に育つのですが，今時期でまん丸だと、この後の横ネット形成期で横に膨らむので、完成形はちょっと横太りなメロンが多くなりそうです。
ちょっと小太りメロンは【初物：訳ありメロン】として価格を抑えて販売足しますのでよろしくお願いしますーm(_ _)m
あの天候だったので、ちゃんと実が成ったこと＆ミツバチの働きに感謝ですわ。着果してホント良かったー。
あと、この品種【クインシー719】の低温着果性にも助けられました。今回のような低温日照不足で着果性に劣る品種だったら、ほとんど実がつかないだろうなぁ…。
昨年まで30年ほど育ててきたメロン品種「ルピアレッド」並みの低温着果性・着果良好な特性にに助けられました。
またこの『クインシー719』。今はまだ小さいうちに縦ネットが入り始めましたが、横ネット形成期～収穫期に掛けての肥大性もバツグン（寺坂による試作評価：2020年）なので、これからグングン大きくなっていく事に期待です。
メロンの樹はしっかりできているし着果枝から上の肥大葉も大きく元気なので、きっと後半大きく育つ！ハズ。
心配・ドキドキ・ワクワク・不安が入り乱れた日々ですが、日々の温度管理・栽培管理に徹しておいしく大きく育てるサポートをするしかありません。やんぞー！
では今日も一日、愉快で楽しいスタッフ達と共に、自分と自分の周囲の人がより一層豊かになるよう、自分の能力を発揮します！(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。